曇天

文章を書きたくてはじめました。

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最近の記事

鬼滅の刃で得た気付き

「鬼滅の刃」全編を通して「人間性」の大切さを感じた。 以下、ネタバレを含むのでご注意ください。 主人公の炭治郎はとにかく性格が良い。優しくて思いやりがありいつも他人のことばかり考えているような少年で、同じ鬼殺隊で耳のいい少年である善逸に「炭治郎からは泣きたくなるような優しい音がする」と表現されるほど、とにかく優しい。 そんな炭治郎と対照的だと感じたのが、善逸の兄弟子である獪岳である。彼は善逸に「心の中の幸せを入れる箱に穴が空いている」と表現されている。 なるほど、私もそ

    • 時代がコジコジに追いついた

      「コジコジ」という漫画をご存知だろうか。 「ちびまる子ちゃん」の作者である、さくらももこ氏が生みの親であり、アニメ化もされている。30年ほど前に発表された作品で、ちびまる子ちゃんと比べるとそれほど知名度は高くないと思われるが、2022年にはコジコジ万博(作品展)が開催されたり、色々なグッズが出たりしていて、コジコジの人気がジワジワと高まっているのを感じる。 コジコジは本人も知らなかったのだが宇宙の子供で性別もなくとても長く生きている。ハートの雪を降らせたり、夜空の星を増やし

      • ハリー・ポッターと魔法と現実と

        先日、としまえん跡地にできたハリー・ポッターの施設に遊びに行ってきた。以前にも行ったことがある友人たちに色々教えてもらいつつ、子供の頃夢中になったあの物語の世界を堪能した。言うまでもなく現実世界に戻るのは大変苦痛であった。 私はハリー・ポッターのドンピシャ世代で、ちょうどハリーと同い年くらいの時に本を読んだり映画を観たりして夢中になっていた。当時の私はちょっと、というかかなり夢見がちだったので、11歳になったらホグワーツから手紙が来るかもしれないと結構本気で期待していた。(

        • 水族館にて思うこと

          先日新江ノ島水族館へ行った。人間社会に馴染めないストレスを可愛らしいクラゲでも見て癒されようという悲しい理由で。 チケットが2,800円で、年間パスポートが5,600円らしく、2回分の料金で行き放題ならいっそのことパスポートを作ろうかと心が揺れたが、私の事だから行ってもせいぜい年2回、下手すりゃ1回しか行かない可能性があり今回は見送った。30歳も過ぎると流石に自分のことがよくわかってくるもんである。 因み私が好きな水族館の生き物は、最初に触れたクラゲやヒトデ、チンアナゴな

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