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躁うつ私の場合 #8〜うつ病になったら怠惰を満喫すべき〜

私は躁うつと診断された後、仕事をやめて実家に戻りましたが、実家での休養は予想していたよりも辛いものとなりました。

怠惰にしかなれない自分を恥じて、自分を追い込んでいってしまいました。

しかし、穏やかな環境での休養の時間が、私のその考えを正し、正しい怠惰生活が送れるようになったのです。

今回は仕事をやめた後の私の生活について書きたいと思います。うつで怠惰になっている人にとって少しでも参考になればと思います。

うつ状態の私の1日

朝は10時ごろ起きます。眠りが浅いので、8時ごろから物音などは聞こえていますが、夢を見続けたのち、渋々起き上がります。

出してくれた朝ごはんを食べます。食欲は特にありませんが、食べ始めると食べることができます。

Yogiboクッションに体を埋め、amazon Prime video か Netflixを見始めます。
アメリカのドラマや韓流ドラマにはまっていて、楽しく鑑賞することができます。

お腹が空けばおやつを食べます。運動をしていないので、ハイカカオチョコやナッツなど、地味に健康を意識します。

眠くなったら昼寝をします。ドラマを見ていると疲れてくるので、大概寝落ちしています。

出してくれた夕ご飯を食べます。食欲は特にありませんが、食べ始めると食べることができます。

録画しておいたお気に入りのテレビ番組を見ます。ほとんどお笑い番組です。

頭がかゆい日はお風呂に入ります。基本家から出ないので汚れていないと思っているので、お風呂に入るのは2日に1回ほどでした。

11時ごろに就寝します。毎晩寝つきが悪く、2時間経っても眠れない時は睡眠導入剤を頼ります。

苦しい怠惰生活

こんな生活を続けながらも、常に頭の片隅には自分を責めている自分の声がありました。

私はもともと仕事を辞めるのには抵抗がありました。社会生活から離脱をしてしまったら、怠惰なダメ人間になってしまいそこから復帰ができなくなると思っていたからです。

危惧した通り、私は怠惰なダメ人間になりました。

体は特に不調なわけではないのに動きません。
何かやりたい、行きたいなどの願望もありません。

仕事をしていたつい最近の自分の方がましな人間だったな。と、仕事をやめてしまった後悔が募るばかりでした。

正しく怠惰を過ごすコツ

けれど私は次第に、今は怠惰になるしか道がないことに気づき、その現状を悲観しないで流れに身を任せることができるようになりました。

そのために必要なものは3つです。

①適切な治療

うつ病にせよ、躁うつ病にせよ、ネガティブな思考を自力で止めることはできません。薬の力を借りて、ある程度まで気分をあげることが必要になります。

②実家などの遊牧環境

好きな時に起き、好きな時に食べ、自動で洗濯されている服を着られる、実家の環境で、思う存分好きなように過ごすことです。何も自分に課す必要はありません。

③サポート体制への感謝

あとは①②のような自分を助けてくれる人や環境をありがたく思っておけばいいのです。

時が解決してくれるものは大きいです。思う存分怠惰を満喫して、活動できるようになる日に備えてエネルギーを貯めておくことが大切なことだと思います。


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