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わからない。が答えでもいい。【コーチング徒然23】


こんにちは。パーソナルコーチ兼、大学でコーチングを使った授業を教えているまゆなです。コーチは歴8年。CTIのCPCCと、国際コーチング連盟のPCCというライセンスを持ち、コーチングを生業にしています。

今日は「わからない」ということについて自分が体験した話を書きたいと思います。

以前、継続セッションを卒業されたクライアントさんに会って、「前に、真有奈さんに『わからないが答えでも良いんだよ』って言われてすごく楽になったんです。そして今その意味がわかったの。」

と言われました。当時、私自身が仕事で悩んでおり、答えを探している時期だったので、自分に必要な言葉がブーメランのようにやってきて、なるほど!と思ったものです。


「わからないが答えでもいい」理由


未来のために何か模索をしていて
少しでもわからないことを無くそうと
その原因解明に奔走してるとき。

仕事や人のために技術を習得しようと
勉強など試行錯誤しているとき。

結果はまだ出ていないけれど、
一生懸命に何かをしているとき…

そういう時って、早く良い結果に辿り着きたいのと、わからないことの気持ち悪さから焦る気持ちがわきやすい。
少しでもわからないことがあると、
わからない自分はダメだ。とか
ここが足りてないんだ。とか
なんの結果を出せていないのに!

って自分を責めてしまいがちです。でも、そうやって自分を責めることで気持ちが萎縮して、本来持つ魅力や自信が鈍るのは本当にもったいないな。とそのときから思うようになりました。

だから焦る気持ちがわいた時は、どーんと構えて「いやー今の自分にはわからない。が答えだな。少し様子をみよう。」としてあげてもいいと思ったんです。

「今すぐ」答えを探そうとしても
わからない時はわからない。
なんかのきっかけでわかる時は絶対くる。
一生懸命に探しても、答えが来なかったら多分それは必要がないこと。(だしほとんどの場合後でわかることが多い)
わかるのは「今」のタイミングじゃないということ。と割り切ってみたら、とっても気持ちが楽になったのを覚えています。

大事なのはわからないなりに進んでみること

私は身体を壊して会社員をやめた時、自分が何をしたいのか?ましてや使命?なんてのは遠すぎて一切わかりませんでした。

けど、わからない。を答えにしつつ、不安になりながらも思う方向へと一歩一歩進んでみました。すると次第に「わからない」の正体の解像度が上がってきて、結果として天職だと思える仕事とその先の目標が見えてきました。

思えばあの時、無理に答えを出そうとしてテイのいい言葉なんかで、自分を変に納得させようとしなかったのがよかったんだと思います。回りくどくなりましたが、「わからない。」というのも、立派な1つの答えなんだと思います。

ちなみに今は出産を控えているので、2人分の子育てと仕事の最高のバランスは「全くわかりません」状態です。

ただひとつだけわかっているのは、
「わからない」からこそ、色々トライして失敗してもOKだと思っていることです。
「わからない」も今に必要な答えの一つなのです。

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