見出し画像

【#12】やりたいことがどんどん叶っていった2度の「予祝」との出会い

前回の記事

前回までは無職→コーチングを仕事にするまでのことを書いてきました。ミラクルな出会いという外部環境に加えて、私は私でいつも「予祝」というのをやっていたことを思い出しました。予祝をやることで望みがどんどん叶ったので、いつ、どこでどうやって「予祝」に出会い、そして使い成していったのかについて書きます。

人生初の「予祝」は、メンターTさんとの未来ワーク

*メンターTさんとの出会いについてはこちらの記事に書いています。

 Tさんとのメンタリングの中で、最も印象的で、今でもその効果と感動が忘れられないワークがありました。それは「未来ワーク」というもの。
「今から10年後、まゆなさんにとって最高の未来があったとしたら、それはどんな未来?」という問いからスタートして、Tさんが「最高の10年後の仕事は?」「家族は?」「ライフスタイルは?」と様々な角度から最高の10年後を質問してくれました。私は久しくそんな事を考えていなかったので、新鮮な問いにドギマギしながら、必死に何か捻り出そうと答えていました。「理想って、今から考えた未来じゃなくて、現実にある条件全部をとっぱらって、心からこうなったらいいな〜!!」ってことね!
 はじめはちゃんと理想を答えていたはずなのに、途中から(理想って言っても、叶わないかもしれないしな・・・)と戸惑って私が妥協し始めると、すかさず「まゆなさん、言うのはタダなんだよ。言ってみていいんだよ。何でも言ってごらんよ。」と励ましながら私の気持ちを引き出してくれました。
 そうして理想の10年後ができたら、その10年後の自分から振り返った過去(当時の私からは5年後や3か月後)はどうだったかを同じように聴いてくれました。夢中で答えていると、だんだん本当にそんな未来があったら嬉しいよなぁ。という気持ちが沸き上がってきて、話し終わるころには頬が赤くなって、息切れするほど興奮もしていました。

これはバックキャストと言われる方法で、現在地から未来を予測するのではなく、現在のことはいったん棚上げして、理想の未来の視点から現在地を見ることで視野を広げる効果があるものです。

そして、2016年の私がかいた理想の10年後(2026年)はこちら

今見るとほとんど叶っています。

恐いほど前倒しで叶っていて例えば・・・
・子どもが2人(男女は逆だったけど)
・好きなことで仕事3つ、人に教えている→コーチング、大学講師(美容系・子ども)、ワークショップや研修講師など
・家購入した
・5年前に車を夫にプレゼントした(ローンは私担当という意味で)
・性格の部分も、ずいぶん受け取り上手になったと思う
・家の所在地や間取りのイメージも(戸建てではないけど)

そして2016年に対しての5年後(2021年)

これもほぼすべて叶っています。

・法人設立3年目
・外部パートナーのおかげで2人目出産(その通り!今たくさんのビジネスパートナーに支えてもらっていますし、大学の講義はチームでやっています。)
・外にあまり出ない(オンライン95%)
・地域のおばさまとのつながり(まさにサポートしてもらっている地域のベビーシッターさん達のこと)
・3年やったことのアウトプットが形になってる→大学の授業が3年目でコーチング関連の賞を受賞。
・自分が前に立つ→ミセスコンテストで世界大会へ
・夫のコメントはその通り。
・家事OS→シッターさんと家事代行さんに助けてもらっています

「こんな理想の未来が来るなんて、到底想像できない」と思っても、とにかく口に出すことの大切さ

 このワークをやった時はすごくワクワクしたし、ここに書いてあることが本当にそうなったらいいな・・・って思ったけれど、正直どこか他人事のように感じていました。だって2016年の私は、ほんとうにほんとうに何にもなかったから。
仕事も、自信も、スキルも、資格も、実績も、子どもいなかったし、お金も無かった。今あるものは当然だけれど、何一つなかった。
だから、今こうしてあの時切望していた未来を手にしているなんて、信じられる証はなかった。

ただ、一つとても大切だなと思ったのは
「私が心から望んでいる理想は何か」
を自分の心に従って口に出すということだ。
出しても叶うかどうかなんてわからない、どうやって叶えるかもわからない。
だからって口に出す前から考えることすら諦めてしまうのは、やっぱり違うんだと思った。
口に出してみると、自分にはその資格がないとか、そんな自信がないとか思うかもしれない。けれど、それすらも自分を知る手がかりの一つだと思っている。

話終わった後に感じた高揚感、心臓がドキドキして満たされたのを感じたのは、自分にとってはとてつもなくインパクトのある体験だった。
これが初めての「予祝」体験だった。
そしてすぐに私はまた違ったアプローチで2つ目の「予祝」体験をすることになったのです。

#創作大賞2023 #オールカテゴリ部門 #エッセイ部門

読んでくださり本当にありがとうございます。サポートしていただけるとその分うれしさの極みで、調子に乗ってどんどん記事を書き始めます。ぜひお願いします。