自分のペースで学ぼう!Googleで実現する『自由進度学習』
先生方、いつも本当にお疲れ様です。
(株)フォネット 大橋です。
現代社会は、社会の変化や技術革新がとても早く、これまでの知識や方法だけでは対応しきれない問題や課題が山積みです。
そのため、「自分で情報収集し、考えて行動する」ことによる「課題発見・解決力、推進力、持続力、敏速力、俯瞰力」を活かした「新たな価値を創造できる人材」が求められています。
つまり、「自分で考え行動しなければ成り立たない」のが、「自由進度学習」とも言えますよね。最初から100点をめざすのではなく、日々の授業の中で、繰り返し学び方を定着していくことが大切です。
「自由進度学習」のキーワードとして「個別最適な学び」と「協働的な学び」を授業内で一体的に、効率良く取り入れることが必要とされていますが、そのカギを握るのが、まさに「ICTの上手な活用法」です。
本記事では、Google for Educationのツールを活用し、「自由進度学習」を実現する方法について書いていきたいと思います!
1. Google スプレッドシートを共有し児童・生徒の脳内を可視化しよう!
スプレッドシートに作成した各項目にチェックボックスをつけるだけで、児童・生徒の脳内を可視化することができます。
(1)課題に紐づく「①見通し・②理解・③完了」項目にそれぞれチェックボックスを作成します。
(2)「①見通し・②理解・③完了」ができている児童・生徒はチェックをつけることで、お互いの状況が可視化できます。
(3)課題が完了した児童・生徒は、見通しで止まっている児童・生徒のところへ行き、ミニ先生になるのもいいですね!
2. Google ドライブに板書ファイルを保存し、共有しよう!
児童・生徒は、板書データの検索や、ページ送りなどを自由に操作し、情報を取りに行くことができます。情報を受けるのではなく、取りに行く姿勢を育てます。
(1)あらかじめ授業用板書内容をデータ化(スライド、ドキュメントなどを利用)し、Google ドライブに保存します。
(2)上記(1)のファイルを児童・生徒にClassroomで課題配信します。
3. Google サイトで「自己学習ポータル」を作成しよう!
児童・生徒が、「自由進度学習」を主体的に進めることをサポートする、情報ポータルサイトを作成します。
(1)単元別に、学習ガイド、参考資料、参考動画、クイズ、板書ファイルなどを掲載することができます。
(2)児童・生徒は授業中や、休み時間、自宅学習にていつでも閲覧することができます。
いかがでしたでしょうか。
これからも、授業DXに役立つICT活用について投稿していきたいと思います。お忙しい中、最後まで読んでいただき、本当にありがとうございました!
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