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随筆家 秋庭道博の言葉

不遇な時、不本意な時、
不安な時こそ、未来を信じて、
気持ちをぐらつかせないこと
そのとき得たものが、自分の人生の核になる


恵まれないときにはじっと耐えるしかない
その耐え方が前を向いたものであれば
やがて新しい状況に
適応する能力や、感覚が身についてくる


今でさえ、すぐにどこかへ消えてしまうのに
今度などと言っていたら、何も実現しない


途中であきらめてしまったのでは、
結局何もしなかったことと同じ結果にしかならない


つまずくこともあるでしょうし、
失敗することもあるでしょう
しかし、それはどんな人にとっても
通過儀礼の一つである


人の小さな過ちを
咎めるようなことをしないこと
過ちはだれにでもあるもので、
小さな過ちを鬼の首でもとったような態度で
責めるようなことをすれば
人は離れていくばかりである


人は「ダメだ」と思ったときにダメになる


間違っていたことがわかったら
それを改めるのに何の遠慮もいらない


人と競争しているように見えることでも、
本質的には自分が
自分の怠け心や、あきらめ心と戦っている


人が表に出したくないことを
敢えて公表すべきではない
隠し事は誰にでもあるもので
たとえそのことを知ったとしても
それはそれとして黙っているのが
人間や世の中というものを
知っている人のとるべき態度である


選択できる方法が
一つしかないのだと思い込まないこと


他人や社会にどれだけ尽くすことができるかが
その人の存在価値を示すものでもある


未来は、事実と理詰めの
延長線上にだけあると思うのは
あまりにもこの世や人間というものを
知らなさすぎる


マニュアルは
それを身につければいいというものではなく、
それを超えるものとして存在している


あらゆる人間関係は、
まごころによって支えられ、発展していく


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