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アロマテラピーについて−1

この仕事を始めるまでは

自ら施術するより、エステで施術される専門でしたし、

アロマテラピーに関しては

ただ何となく、『いい香りだなぁ癒されるなぁ』と思うだけで

自分が深く勉強し、追求するとは思ってもみなかった世界。


知れば知るほど面白い。

それが、アロマテラピーです


全てを1ページに完結してしまうと

かなり長くなってしまいそうなので

連載物にしてみます


アロマテラピーとの出会い

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入店してから暫く経ち、

何か思い立ってアロマスクールの門を叩きました


動機は、

他の人の身体に触れて心地よくなっていただく事が

なんて楽しいのだろう、と思えて


もっと心地よくなっていただく為に

何かできる事がないかな?と

思いついたのが

前々から興味があったアロマテラピーだな、と。


約1年間勉強し、昨年末に資格取得。

AEAJアロマテラピー1級、アロマテラピーアドバイザーをはじめ


アロマセラピスト、アロマテラピーインストラクター

アロマハンドセラピスト を取得


他にも、

MAA認定 メディカルアロマプラクティショナー

メディカルアロマリンパドレナージュを勉強してきました


これまで勉強してきた知識や経験は

今の仕事に生かされていると自負しております


アロマテラピーの定義

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AEAJによるアロマテラピーの定義は、

植物から抽出した香り成分である

「精油(エッセンシャルオイル)」を使って、

美と健康に役立てていく自然療法


アロマテラピーの目的

●心と身体のリラックスやリフレッシュを促す
●心と身体の健康を保ち、豊かな毎日を過ごす
●心と身体のバランスを整え、本来の美しさを引き出す


香りを楽しんだり、リフレッシュしたりできるという点に加え

実は健康面のメリットがたくさんあります


安全な使用方法の範囲内であれば

自宅で十分安全に使用できます


コロナ禍でアロマテラピーが注目される

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2020年、新型コロナウイルス(以下、COVID-19)によって

世界中が大混乱しております


COVID-19ウイルスによる健康不安や

自粛によって引き起こされる経済不安など

見えない敵による未曾有の騒動によって

私たちの生活は一変し


平常心を保ちたくても何かと不安になってしまう

そんな精神状態になっても可笑しくない状況が続いています


また、マスクの着用が世の中に浸透し、

つけっぱなしだと蒸れたりニオイが気になり

どうしても不快になりがちです


そこで注目されたのが、アロマテラピー


多くの研究で、

精油の香りは精神生理学的に良い効果があると示されています

ストレスや情緒不安定な状態を素早く解消できる、

ということが証明されているのです


一番身近なものとして、

マスクスプレーを使われる方が増えたと思います


様々なマスクスプレーが市販されていますが

実は簡単に作る事ができます


マスクスプレーのレシピ

・無水エタノール:水=1:2 の割合

(例:水20ccに対し無水エタノール10cc)

水はできれば精製水やミネラルウォーターを使用しましょう


・お好みの精油(数種類ブレンドなら合わせて6滴)

精油は100%天然成分で作られているものを使用しましょう


これらをスプレーボトルに混ぜて振ったら出来上がり。

スプレーボトルは、できれば遮光性のあるガラス瓶が望ましいですが

最近はアルコール対応のプラスチックスプレーボトルも市販されています

できれば1ヶ月以内に使い切ってください


使い方

スプレー前に毎回振ってからスプレーしてください

マスクの外側にひと吹きして少しの時間乾かすようにすると香りがまろやかになります

※小さなお子様に使用する際は
肌に直接触れないよう気をつけてください


オススメの精油

ここではマスクスプレーを作成する上で
オススメの精油を挙げてみました

ペパーミント
マスクスプレーや、
マスクに直接垂らして使う人が多いとされる
ハッカ油も、アロマ精油として使えます

ハッカ油は、アロマテラピーの精油のジャンルとしてはペパーミントに分類されます

ペパーミントは西洋では古くから
軽い病気の薬として使われていて
抗菌・抗ウイルス作用が期待できます

スッとする刺激的な香りで
食用としても使用される事が多く
親しみのある香りと言えるでしょう

但し、高血圧症の方は
血液上昇によって血圧が急激に上がる可能性があるため長期的・継続的・広範囲に多量の使用は避けてくださ

ティートゥリー
スッとした爽快感のある香りで
こちらも抗菌・抗ウイルス作用が期待できます

フトモモ科の小高木で
オーストラリアの先住民アボリジニは
何千年も前から『茶の木』と呼んでいて、
生の葉を噛み、腸内の寄生虫を予防したり
かすり傷や虫刺されに塗るなど
天然の治療薬として大事にしてきたそうです

第二次世界大戦中は、フランスのお医者さんが
葉から得られる強い殺菌・消毒作用のある
このティートゥリーを利用して
兵士たちの傷の手当てをしてきたそうです

万能オイルである為、
感染症予防対策はもちろんのこと
今でもオーストラリアのご家庭では
一般の薬と一緒に常備されているとも言われています

抗炎症作用もあり、
呼吸器系の痛みや炎症を和らげる効果も期待でき
鼻詰まりや鼻水・副鼻腔炎・喉の痛みにも効果的です

抗真菌作用もあり、
ヘルペスやニキビ・水虫にも期待できます

ただ、刺激が強いので、
使用される時は少量をオススメします

ユーカリラディアタ
こちらもオーストラリアに広く自生している品種で
30cm〜50cmまで成長する乗緑中〜高木です

日本では観葉植物として育てるには環境が合わないためあまり馴染みがありませんが、
こちらも清涼感のある香りで抗菌・抗ウイルス作用や
免疫力を高めたり抗炎症作用が期待でき、
鼻詰まり・鼻水、くしゃみ、喘息の症状などを
和らげるのにも適した精油です

ユーカリ精油は他にもありますが
その中でも刺激が少なく、お子様からお年寄りまで
幅広く使えます

ラヴィンツァラ(ラベンサラ)
こちらは1980年代から注目され始めた
まだ歴史の浅いアロマです

香りはユーカリやローズマリーを
少し柔らかくしたような清涼感のある香りです

こちらも抗菌・抗ウイルス作用が期待でき、
気管支炎などによる咳やたん、鼻炎・花粉症の
症状を抑えるのにも期待ができます

筋肉痛や関節痛、リウマチ・疲労回復などにも
用いられる事が多いです

ラベンダーと同じように、効能が多岐にわたるため
『無人島に一本持っていくなら、ラヴィンツァラ』と
いう人もいるそうです

まとめ

最後までお読みいただきありがとうございます
長くなってしまったので、今回はこの辺で締めます

当noteでは、様々な方法で
安全にアロマテラピーを楽しんでいただくために
より多くの情報をお届けしようと思います

出来れば毎日更新し、
思いつきでクラフトレシピなども
ご紹介できればと思います

これからもどうぞよろしくお願いいたします

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