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みかんを揉むとおいしくなるって本当?

こんにちは

冬といえば、みかんですよね

スーパーの青果売り場には、
さまざまな産地の温州(うんしゅう)みかんが
たくさん陳列されています

せっかく買うならば、
やはり甘いみかんを選びたいものですよね

しかし、酸っぱいみかんにあたってしまい
残念に思うこともありますよね

みかんを揉むと甘くなっておいしくなる、
という説があります

この説は本当なのか、
今回はみかんを揉むと本当に甘くなるのか、
お話しいたします

みかんのおいしさは、糖度と酸度のバランスが決め手

みかんは糖度が高いだけではおいしく感じられません
みかんを甘いと感じるためには
適度な酸っぱさも必要です

実際、糖度だけ高くて酸味が少ないと
なんとなく味がぼやけた感じで風味が薄いなぁと
感じられることもありますし、
糖度と酸味のバランスが良ければ
糖度がそれほど高くなくても甘く感じます

とはいえ、酸っぱすぎるみかんは
できるだけ避けたいものです

もし、酸っぱいみかんをひいてしまった場合は、
どうすればよいのでしょうか

みかんは刺激を受けると甘くなる?

みかんの酸味の元は、クエン酸です
このクエン酸には、みかんを修復する機能が
あるそうです

そのため、みかんが揉まれたり
自転車のカゴなどで揺られていると
刺激を受けて傷ついたみかんを修復しようと
クエン酸が消費され、
より甘みが引き立つようになるそうです

また、このような刺激がなくても
みかん自身が呼吸する際にクエン酸を消費するため、
個体差はあるものの、
みかんは買ってすぐ食べるよりも
少し時間を置いた方が
クエン酸が消費され、まろやかで甘く感じることが
多いそうです

このようにクエン酸はみかんの味に影響を与えたり
みかんを守ったりするなどの重要な機能を
担っているそうです

みかんを揉むことで、みかんの細胞が傷を受け
その傷を修復するときに、
酸味を持つ物質といわれるクエン酸が消費されます

このため、クエン酸の量が減り、酸味が下がり、
相対的に甘味があがるのだと考えられるそうです

また、揉むのではなくお手玉のように投げたり、
みかんでキャッチボールを行うことでも
同様に甘くすることができるようです

ただし、あまりに衝撃を与えてしまうと
食感が損なわれてしまいますので
ほどほどに優しく扱いましょう


まとめ

最後までお読みいただきありがとうございます

食べやすく手頃なお値段の温州みかんは、
ビタミンCがたっぷりと含まれており、
風邪予防にも◎です

酸っぱいものにあたったら優しく揉んで甘くしながら、
旬の味を美味しくいただきましょう♪

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