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【湯あたりの原因の一つ】温泉の泉質について

こんにちは

温泉についての記事を書きましたが、


温泉の泉質も湯あたりの原因になることもあります、
ということを軽く触れました

今回は温泉の泉質について深掘りしていきます


温泉の泉質

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特に湯あたりを起こしやすいと言われている
泉質は、硫黄泉、酸性泉、放射能泉だそうです

これらは人体にとって刺激の強い成分であるため
副作用のような形で
湯あたりを起こりやすくなるそうです


●硫黄泉の特徴

・硫化水素を発しているため、
卵が腐ったような独特のにおいがするが
これぞ、ザ・温泉ともいえるようなにおいと色

『温泉に入ったぞー!』という気分にさせてくれる


・気管支を拡張し、痰を取る作用がある他
心臓病、高血圧への効果が期待できる

・肌の弱い人はただれや湯あたりを起こしやすいらしい


●酸性泉の特徴

・水素イオン、硫酸、塩酸成分を多く含む

・殺菌作用が強く、
水虫など感染症による皮膚疾患に効果的

・酸性が強いため、肌への刺激も強い


● 放射能泉の特徴

・放射能泉は、文字通り放射能を含む温泉
無色透明な湯で、薬効の効率がもっとも高く、
数が少なく貴重な温泉

・温泉中に含有されるラドンは常温で気体、
湧出後は空気中に散飛するため心配無用

・浴用・飲用でも体内に吸収されるが
呼気によってすぐ体外に排泄される

・ 高尿酸血症、痛風、尿路慢性炎症、糖尿病に
効果があり、下垂体副腎系、卵巣、睾丸の機能を
高める作用もあるそうだ

・尿酸を尿から出すので、痛風の湯とも言われるらしい


湯あたりを起こしにくい泉質

一方で、湯あたりを起こしにくい泉質は
単純泉だそうです

日本で最も多い泉質であり、
無色透明な単純泉は刺激の少ないアルカリ性で
皮脂を溶かし、ヌルヌルした肌ざわりが特徴です

子どもから高齢者まで利用でき、
さまざまな効能が期待できるため
昔から名湯と伝えられてきた温泉の多くが
この単純泉なのだそうです


湯あたりは好転反応?温泉にまた入って大丈夫?

こちらの記事にて好転反応について
詳しくお話をさせていただきましたが

体調不良が起きた時に
好転反応なのか、または湯あたりなのかを見極めるには

1日間温泉入浴を控えてみて
経過観察をする
と良いそうです

これで体調が回復すれば、
湯あたりではなく好転反応だったと考えられ
翌日から温泉入浴を再開して問題ありませんが

1日間温泉入浴を控えても体調が回復しない場合
入浴した温泉の泉質が体に合わず
湯あたりを起こしていると考えられるそうです

その温泉の泉質が
体に合わないことも考えられますので、
入浴は控えた方がいいでしょう


湯あたり予防法

湯あたりを防ぐ要点は以下の3点です

・体に急激な温度変化を加えないようにすること
・脱水を予防すること
・温泉に体が慣れないうちに入浴し過ぎないこと

詳しく見てみましょう

・温度に体を慣らすため、
かけ湯は念入りに行いましょう
足首からひざ・腰、手首から腕・肩、
胸から遠い順に10杯程度かけて
入浴直後の血圧上昇を防ぎましょう


・温泉に入る際はいきなりジャボン!と
全身を入れず、足からゆっくりと入っていき
15秒くらいは半身浴をしてから
全身を浸からせた方が良いでしょう


・できれば、ぬるめの温度に設定された温泉から
入るようにしていき、徐々に慣れさせましょう

熱めのお湯に入るなら短時間の入浴にとどめて
長湯せずこまめに休憩しましょう



・温泉入浴の前後に、
コップ1杯ほどの水分を摂り、脱水を防ぎましょう

また、ビタミンCを摂ることをおすすめします
糖分の含まれていないオレンジジュースや
ビタミン飲料もオススメです


もしも長期にわたり温泉地に滞在して湯治する場合は
1~3日目までは続けて温泉入浴しても良いですが
4日目は1日入浴を控えるべきとされているようです

これは、湯あたりによる体調不良が
温泉入浴を開始してから3~7日の間に
起こりやすいためです

好転反応の可能性もありますが、
体調を崩す可能性が高いということですので
湯治を始めてから4日目の温泉入浴は控えること
をオススメします


湯あたりが起こったときの適切な対処法

・まずはその場で横になって休み、
めまいによる転倒やケガを防きましょう

・水風呂があれば手足をつけて、
露天風呂があるなら外に出て体を冷やし、
全身の体温を少しずつ下げていきましょう

・意識を失っている場合は
のどをまっすぐにして気道を確保し、
嘔吐があるようなら吐しゃ物による窒息を防ぐため
うつ伏せに寝かせて、救急車を呼びましょう


ちなみに、大人よりも子供の方が
湯あたりを起こしやすいそうです

体重に対し、体の表面積が少ないためだそうです

子どもに湯あたりの症状が見られた場合は、
可能な限り早めに小児科医の診察を
受けるようにしてください

もし嘔吐がある場合は、うつ伏せに寝かせ
窒息を防ぐ姿勢にしてから救急車を呼ぶか、
嘔吐が治まるのを待ってから病院へ向かいましょう


まとめ

最後までお読みいただきありがとうございます

温泉の種類によって、湯あたりが出やすかったり
出にくかったりするようですが
個人個人の体質によってさまざまなので

温泉に入った時、万が一具合が悪くなってしまった時に
この記事をお読みいただいて
少しでもお役に立てられるといいなぁと思い
記事にいたしました

ちなみに私が好きな泉質は、硫黄泉です

草津温泉に行きたいです😊

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