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【76/1096】受胎後2秒のトラウマ~CRMセッションより

76日目。この3年日記が初めての年末年始を迎えるので、ドキドキしている。年末年始ほどスケジュールがあいまいになりやすい時期はない。一日のうちに書く時間を確保できるか?と思うとドキドキするではないか!
でも、書くと決めたのだから書きますよ! そして、最近、「読んでます」と感想とともに伝えてくださる方が多くて、感激しています。ありがとうございます!!

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さて、またまたCRMのセッションで、面白い体験をしたので、そのことなどを書いてみます。

呼吸整体で上腹部の解放という、胃の上部のあたりの力みをとって、ふわふわにする調整法があるのだが、このところそれをやっている。
上腹部がふわふわになると感情に飲み込まれることもなく、息も上がりにくいし、日常の息遣いが変わるので面白い。
体験したい方は、松永真美さんのクラスを受けてみてね。

しかし、上腹部をふわふわにしたら、腰痛が出てきた。
この腰痛はかなり根深いやつなんだけども、今回は、「なんか主張したいことがある」という感じがひしひしと伝わってきていた。
日常は腰痛がでないように過ごすので特に痛みで困ることはない。
が、この腰痛、何を言いたいのかなーと辿っていっても、ちょっと出てこない。
こういうときは、プロの力を借りるのがいいので、CRMのセッションでお願いすることにした。(セラピストとしてのありかたをととのえるのに定期的に自分も受けている&自分が体験することが提供する際に大事)

で、CRMでこの「腰痛の訴えが何か?」をテーマにやっていただいた。
これがめちゃめちゃ面白かった!
人間ってほんとすごいですよ。
なんつーかもう、ほんと、すごいとしか言いようがないんだけども。
CRMは、基本的に「その体験のルーツ(根源)に入って、神経系を活性化させ、その体験を思い出して再現して、通り抜ける」身体性を伴うセッションである。
自分の意識が完全にエンボディメントしている状態(身体に入っている)でないと、根源を思い出して再現することはできない。
しかし、人間の意識は身体からすぐに抜けようとする。その体験をしたくないために、どうにかして逃げている。
それがいわゆる、闘う、逃げる、凍り付くの状態で、この回避行動は、すべての人間が行ってると言っても過言ではない。
(ほんとうに誰でもやってます。電車乗ってても、街歩いてても、会議してても、人間を観察してたら、「ああ、人間はこんなに回避するんだなー」と気づきますよ。そして、それは別に悪いことではない!ので)

で、わたしは呼吸整体や意識トレーニングなどなどで、身体に入ることができるようになってきていて、トラウマ体験の中枢に入っても逃げないでいられるようになっていたのだけども、今日のセッションは、その逃げる感じがありありとわかった。

腰痛を起こしているパーツを呼び出し、十分にリソースとつながる。
パーツとは、自分の中にいるかけらの存在たちのことで、トラウマを体験しているパーツはたいてい子どもだ。
今日の子は、「受胎後2秒」の子だった。
受胎後2秒って、なんだそりゃ?!と頭で考えるとたぶん、信じられないであろうけれども。
それが、本当かどうか?検証したり分析したりするのがこのセラピーの目的ではない。
その感覚を持っている子は、その子なのである。
それはもう、自分の直観、身体の声への信頼、魂の存在へのリスペクトがないと出てこない。
その自分をいかに信じられるかでセッションの進行度も変わる。
つまりは、自分全部を全部受け入れる、ということなので。

大人の自分とともに見守りながらセッションが進んでいく。
ルーツに入ろうとすると、あくびが次から次へと出てきて、とろんとして眠くなった。(←明らかな回避行動)
そうしようとしてそうなるのではなく、自動的にそうなる感覚。

これ、面白くないですか?
わたしは、こういうの体験すると、人間ってほんとすごいなーと思う。
自分で探しに行ってるのに、行かないように眠くなるんですよ。
子どもみたいにとろーんと眠くなって。
すごいなー。そんなに回避したいんかーと。
防衛してくれてんだなあと感心する。
(↑ちょっと他人事みたいに俯瞰して観ています)

セッションしてくれる先生との信頼関係もあり、ここからは温かい好奇心とともに、セッションが進行していった。

そして、ルーツに入った時の、神経の活性化はすさまじいものがあり、高い高いところの自己からのリソースで十二分に固めて、完全にグランディングしている状態でも、総力戦であった。
ちょっと映像でお見せ出来ないのが残念なほどである。
ちょっとした映画並みのドラマティックさがある。(神経活性化してるのでね)

この神経の活性化は、「怒り」であった。
ものすごい怒り。
猫が、全身の毛を逆立てて、ぎゃーっとなっているときのような。
全身全霊の怒りであった。
すごいの出てきたなあ。。。。

そして、途中で身体が勝手に動いて、出てきた動きが、祈るようなポーズで身体を支えることだった。
「それはなんですか?と身体に聴いてください」と問われて
「支え」と出てきた。
ああ、身体が勝手に支えてくれてるんだなーと思った。
アタマで考えて出てきたものではなかった。

周産期のトラウマは、過去世でも世代間でもなく、DNAに組み込まれているものでもなく、現世のものである。
現世のトラウマが、もっとも強烈なのは言うまでもない。

終わった後に、セラピストの先生に
「いやー、面白かったです」
と言ったら、
「これを面白いと言えるのがすごいですよ(笑)」
と言っていただいた。

ここまで来るのに長かったのだが、ここまでくると、本当に面白い体験ばかりである。
受胎後2秒の子が、あんなに怒ってるのに気づかなかったよね。
まあ、普通は気づかないけども(笑)

今日は時間切れで完全には通り抜けられなかったので、続きはまた今度やります。
まあ、次のセッションまでには進むでしょう。

そして、あれだけの怒りの活性化を、真っ向から受けても浴びていられる自分になったのだ、ということにも感謝がわく。

「まゆみさん、ただ、呼吸してるだけでエネルギーが巡っていますね」とフィードバックされて、おお!そうか!と思う。
そして、やっぱり、身体の声を聴くのは、無限の可能性があるなーと思う。

(CRMのセッションを受けてみたい方は、わたしにご連絡いただければ提供できます◎)

では、またね。

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■告知■
身体の声を聴く練習になること、間違いなし!のワークです。

12月23日(木)10時~11時30分 自然呼吸の回復



12月27日(月)10時~11時30分 動的瞑想





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