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【932/1096】疲れる前にこまめに休む

身体が疲れると、心も連動して疲れてくるので、悩みが濃くなるということがある。
身体が疲れていたり、体調不良になると、心に不安や悩みが浮かびやすくなるのである。
健康な時にはすんなり受け止められることが、簡単には受け止められず、ささいなことにイライラしたり、冷静な判断ができなくなったりする。
無力感に襲われて、自分にはなにもできない・・・と思ったり。

疲れるのは当たり前、と毎日ぐったりするまで働いて、神経が高ぶって夜なかなか眠れず、朝起きても疲れが抜けていない。
そんなときは、頭の中がぐるぐるしてしまうのである。

そうなると、体調を崩すまで疲れていることに気づかない、みたいなことにもなって、心のバランスも崩れていきがちである。そうなってしまうと、回復に時間もかかる。
では、どうするといいか。

疲れてから休むではなく、疲れる前にこまめに休む、ということがとても大切だ。
だから、疲れてなくても休むのである。
こまめに。
疲労はものすごい速度で気づかぬうちに溜まってしまうので、疲れてから休んでいたのでは間に合わない。
そうすると「休んでばかりいたら叱られる」「休んでばかりいたら、仕事が溜まってしまう」という心配をする人がいるが、疲れる前にこまめに休むと休みなく仕事をした人よりも効率よく働けるというデータもあるのだ。

20分パソコンの画面を見たら、20秒休むといいというデータもあるそうだが、そんな感じで休むのがいい。
時間で区切って休むを取り入れるのもよいと思う。

が、一番良いのは自分の身体に聴くことである。
自分の身体は、必ずこうしてほしいと声をあげている。
それをどこまでキャッチできるか?で疲労を溜めないことができる。
息が教えてくれるのである。

これを無視すると、けっこうすごい速度で身体に緊張やら力みやらが入っていき、ちょっと回復作業が必要になる。
少し体を動かすとか。
回復作業ですむうちはいいが、一日の終わりに「ああ、今日も疲れた・・・」となっていき、夜寝ても回復しない日が続く・・・という悪循環に陥る。そして心も疲弊する。
そうなるまえに、自分の身体をいたわって、疲れる前にこまめに休むことが肝要です。

呼吸のお稽古を続けると、身体の声をキャッチする精度があがります。今の生活習慣を変えたい方にも◎。心と身体の両方をととのえましょう。

では、また。

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