【325/1096】【観劇記録】野田地図第25回公演 「Q~A night at The Kabuki」
325日目。今日も忘れ物をして自分にがっかりしつつ、次の自分に期待。つぎこそは!
野田地図、Queenの楽曲を使った舞台「Q」の観劇記録。
初演は2019年。3年前、私、見逃したっけ??と思うくらい記憶が朧げであった。
が、このメンツ(松たか子、上川隆也)で見逃しているはずもなく。
ちゃんと初演も観てた。最近記憶がね・・・でも、幕が開いたら、「あ、これ観たわ」と思い出した。
ああ、Queen。
高校生のころの甘酸っぱい思い出がつまったQueen。
そのQueenの楽曲が、めちゃめちゃ良い感じで使われております。
音楽は生命線ですな。
「Q」では、なんといっても、Love of my life
シェイクスピアの「ロミオとジュリエット」をベースに、
源平合戦を絡めて、物語は進む。
パンフレットの冒頭の野田さんの「そんなことしてる場合じゃないぞ!」を読んで、そういえば、人目を憚らずイチャイチャしているカップルを見かけないなと思った。
マスクしているし、密を避けなきゃいけないから、カップルはべたべたいちゃいちゃしてる場合じゃなくなったのか。
しかし、そのべたべたイチャイチャできるのはその一瞬なのに。理不尽だ。
ほんと、理不尽な世の中になってるなと思う。
あらすじ書いても、野田さんの芝居はぜんぜん面白くないので、観てください。
野田さんの芝居は、立体で観てこそです。(二次元で観ても面白くないわけではないが。)
この3年の間に変わってしまったもの。
戦争が今、起きている。
そのことが、このQを、今、観ることの意味、意義につながる。
松たか子が好きだ。
この人、ほんとなんなの?といつも思うのだが、今回もほんとなんなの?って思う。
「おーい」って叫ぶだけであんなに持っていかれる女優は他にいない。
ロミオとジュリエットの、愛と死、すれ違い。
それが戦場で起きること。
無名の兵士になる人々は、無名ではない。
野田さんは、ずーっとずーっと言葉を届けているのだなあ。
届かない言葉を、届くまで。
言葉を信じている。
全然関係ないけど、このポスターの広瀬すずが、富田靖子の若い時にすごく似ていると思ってしまい、なんか富田靖子のキルを思い出した。(←訂正:富田靖子はキルにはでてなかった。第一回は羽野晶紀でした。)
あの青空。
キルという芝居を思い出すと、青空を思う。
青空の下に、飛んでいく紙飛行機が、想いを届けてくれますように。
というわけで、全然まとまらないけども、Qはロンドンと台北にもいくらしい。
ワールドツアーができるなんて!
素晴らしい。
どんどん世界に羽ばたいていただきたい。
では、またね。
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