【742/1096】概念だけではなく、行動も一緒に変える
映画「月」を観た。
映画の感想は置いといて。
現実にあった事件をベースにつくられた映画で、先日観た「福田村事件」と同じ、「差別」がテーマである。
差別は、人類史上、無くなったことがなく、差別のない世界に住んだ人間はいない。
どのような人間の中にも差別は存在している。しかし、その差別という概念をどう持っているか?は個体によって異なる。
「私は差別などしない」という概念を持って差別をしている人は大勢いる。
概念のみが変わっても、行動が変わらなければ、現実は変わらない。
概念を書き換えるのは、知的だし面白い。頭の中がぶわーっと書き換わる感覚はカタルシスが起きやすい。
でも、行動を変えるのは非常に地味だ。地味な感覚の書き換えである。
「動く」ということで書き換わる感覚をどれだけ認知しているか?というと、それほどしていないことが多い。
特に概念を書き換えるのが好きな人ほど、していない。
概念を書き換えるとは、言葉とイメージ、映像などを使う。
では、概念が書き換わると、そのように行動に移すか?というと、そうはならない。
行動が変わらない。
わかってはいるが、そう動けない。
ということは多々ある。
せっかく概念が書き換わったなら、行動が伴わないともったいないではないか?と思う。
心に浮かんでいるものを、確実に変化させる行動をとる。
すると、自分の中で、それが感覚が変化し、答えが出てくる。
次に取る行動を自分で決められる。
そのようなセラピーをつくって、今、モニターで受けてもらっている。
受けてくれた人が全員、確実に変化を受け取って、次の行動を決めている。
継続して経過観察すると、どんな現実の変化になり得るのか?が楽しみである。
映画で観た犯罪をおかした人々は、概念だけが先行してどんどん書き換わり、それに囚われて大きくなりすぎた概念に引きずられて犯罪行為を実行してしまっていた。
概念だけで変化すると、「話せないのは心がない」ということが成り立ってしまう。
実体があればそれは絶対にありえない。
実体で通ってくるものを受け取れないで、切り離してしまったからそれが成り立ってしまった。
概念だけを書き換えるのは、実体がともなっていないのでリスクが非常に大きい。
実体と一緒に変化する。
それが一番安全で、確実で、健全な変容である。
自分の行動を変化させたい。
AとBと両方の選択肢があって、それを選べずに葛藤している。
自分のパターンを変えたい。
そのような人に、最適なプログラムなので、興味のある方はご連絡ください。
今なら、モニター価格(半額)で受け付けております。
ちなみに、確実に変化するので、絶対に変わりたくない人は受けないでください。
では、また。
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