【230/1096】深く暗い海の底から

230日目。今週末は子どもたちの運動会があり、天気が気になるところ。2年間、全校ではできなかったが、今年は全員でやれるとのことで、楽しみにしている。

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「深く暗い海の底から」

じーっとしたまま動かない
生きているのか
死んでいるのか

こちらを見ている瞳だけが
ぽっかり浮いている

ぼんやりしていた焦点が
くっきりとして光を得る
なにを見て
なにを感じたのか

泥のように重いからだで
暗い暗い海の底の
そのまた底に
じーっとしていた

見つけられるのを
ずうっと待っていた

長い長い間
たったひとりで待っていた

あなたと共にいてくれる存在の
亀の甲羅に乗るようにして

ずっとひとりで
たいへんだったね

もうひとりで
がんばらなくていいよ

眠い
ただつかれて
眠い
なにもしたくない
そうつぶやく

立つことも
話すことも
できなくて
でろーんと横たわる
その重さを
小さなその肩から
おろしてあげようね

ずーっと待っていてくれて
ありがとう

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CRMのセッションで、自分の中の長いこと、ずーっと待っていてくれた子と会った日に。

では、またね。