見出し画像

ノバク・ジョコビッチ著「生まれ変わる食事」/不調は小麦のせいかもしれないと考えてみる。

最近仲良くさせて頂いている
terucchiteruteruさんのこちら↓の記事を拝読して興味を持ち、この本を読んでみました。

旧ユーゴスラビア、現セルビアに生まれたジョコビッチ。優れた身体能力と心身の鍛錬により優秀なテニスプレイヤーである事はご承知の通りだと思いますが、ここぞという時に突然喘息の発作が起きて倒れたり力が入らなくなったりという謎の症状に悩まされていたそうです。

彼が試合中に倒れる様子をテレビで観たセルビア人の医師セトヴェヴィッチは、彼の食事指導をみずから買って出ました。 
そしてジョコビッチは見事健康な身体を手に入れた。これは凄い事です。

共産体制下でも一見そうでなくても、あらゆる国で実は人々は恐怖に支配されている。人はいつも満たされず追い詰められていると感じていて、だから働きづめ、歩みを緩める事を恐れる結果ファストフードや加工食品で空腹を満たす。
すると私達の肉体は抵抗する。腹痛、頭痛、体の痛みに苦しみ病院へ駆け込む。病気を治すために錠剤をもらうが、この錠剤は私達の本質的な問題を絨毯の下に押し込んで隠すだけだ。

ジョコビッチの言葉


彼は医師の助言で、それまでの生き方を根底から見直し始めます。
それまで毎日食べていた食パン、菓子パン、ピザ(彼の両親はピザ屋を営んでいました)などが一生食べれないなんてと悲観的になった彼に、「2週間でいい。」と告げた医師の指導のもと、2週間の完全グルテンフリー生活が始まったのです。

さてどうなったか。
最初の3日間は小麦食品が恋しくて恋しくてたまらなかったが我慢して乗り切った。
すると、1週目が終わる頃にはもはや菓子パンやクッキーが欲しくなくなっていた。夜間の鼻詰まりは消え、2週目は毎日最高の目覚めを迎える事ができた。

2週間の体験のあと、医師はベーグルを食べるようにと指示を出した。すると、グルテンを再び食べた体は悲鳴を上げた!
一晩中ウィスキーを飲んでいたかのような感覚に襲われ、めまい、鼻詰まりが起き、二日酔いのような状態になりベッドから起き上がる事ができなくなった。
これが、グルテン不耐症である証拠だと医師は告げた。
彼が生まれ変わった瞬間でした。

◆ジョコビッチの教え
どんな時もオープンマインドでいることが大切。
しかし誰かが言っている事を鵜呑みにするのではなく、自分の古い思い込みに固執するのでなく、自分の頭で考え自ら情報を探す事。

あなたにとって最悪の敗北とは、失敗そのものではない。やろうともしないでムリと決めてしまうことだ。

by ジョコビッチ

体が何か症状を起こした時は、合っていない食事を摂っている可能性があると考え検証する事。

グルテンは、小麦や大麦などに含まれているタンパク質。世間では健康的と言われている全粒粉穀物にも含まれる。パンやお菓子、パスタ、ビールにも含まれている。それだけでなく、遺伝子組み換え、農薬の問題もある。考えすぎると気が遠くなりますが。
小麦は元々はグルテンが入っていない安全な作物だったが、20世紀半ばにロックフェラー財団が品種改良し大量生産が始まったとか。
小麦を食べれば病気が増え、儲かる食品会社や製薬会社があるという事を計算の上作為的に行われた可能性があるようです。

✳︎✳︎✳︎

彼は、本書の中でオープンマインドの大切さを強調しています。
決して、「勧めて」はいません。自分で考えろと力説しています。
思考と心が開けている時のみ、人は進化できると。しかし多くの人が、これをやろうとしないと。

頭が痛くなったら、薬を飲むのではなく、何故頭が痛くなったのか?何を食べたか?どんな水を飲んでいたか?など検証し根本原因を探ること。
体の不調は何かのシグナル。

前向きな思考があれば、それは間違いなく肉体に影響する。真実を受け入れること。変わっていく事。分析する事をしてほしいと言っています。

✳︎✳︎✳︎

私は、1年ほど前にオートファジー(16時間断食)を始めて、それまで毎朝食べていた食パンをやめました。(結果的にそうなった)
結果、昼食も夕食も以前より美味しく食べられるようにはなったものの、お腹の不調は相変わらず断続的に続いていました。
そんな時、あひろ(元苗代さん)さんの記事で知ったオートミールがとても気に入って毎日お昼に食べていたところ、胃腸の調子が劇的に良くなったんです


オートミールは食物繊維が多く腸内の善玉菌のエサになるという事なので、オートミール生活に伴いグルテンから遠ざかっていた事も相まって、腸内環境が良くなったのかなと思います。

この本では、かなり詳細にジョコビッチの食生活についても書かれていて、彼もオートミールを取り入れておられました。

私は小麦不耐症ではないとは思うものの、長年の小麦摂取により身体が悪影響を受けていた事は間違い無いと今は確信しています。(長年、大腸過敏症候群だと思っていましたが、大きな勘違いだったかも。)

ただ、完全に断つつもりはありません。たまにはケーキも食べたいですものね。
でも、出来るだけ食べないようにしたいと考えています。そういう生活を続けていたら、たぶん自然にケーキなども食べたいと思わなくなるのだろうなと予想しています。

とここまで書いて、、
昨日のお昼、久しぶりに米粉パン屋さん(とは言っても、米粉の次にグルテンと表示がありました⤵︎)でポテトサラダ、モッツァレラチーズ、生ハム、トマト入りのクロワッサンを食べたら(超美味しかった!)テキメン、お腹を下してしまいました。

思い返すと、朝のパン、お昼にパスタ、うどん、ラーメンを食べた後、よくお腹の調子を悪くしていたように思います。やはりグルテンが体に合っていなかったのかもなぁ。。

私の今の計画は、
基本的に小麦は摂らない。
買い置きのお菓子は米菓くらいにして、お菓子はオートミールに蜂蜜を混ぜるなどして手作りしたい。
大好きなチョコレートも、カカオ含有量の多いものを少しだけ食べるようにしたい。

その前に、家にあるお菓子を処分しなくちゃ…オイ😅

teruさん、刺激的な本のご紹介ありがとうございました。
オープンマインドになって読みました😆

長文を読んでくださりありがとうございました。
何か参考にして頂けたら幸いです❤︎

関連過去記事↓

この記事が参加している募集