小さなことでも、できることを
コロナの危機で、世界中が大変なのは十分わかっているし、
大きい声で言うのは、不謹慎なのかもしれないけれど、
わたしは実は、今までにないくらい清々しい気持ちを持って生きています。
なぜだろう、理由を考えてみました。
① 天気が素晴らしくいいから
ここ数日、ドイツは真っ青な空に太陽が降り注いでいて、
気温も上がり、とても素晴らしい春の天気が続いています。
外に出て、ジョギングや家族との散歩、自転車などを楽しむ人が、案外多く、その人たちは、本当に嬉しそうな表情をしています。
ただ、不用意な外出と2人以上での外出は禁止されているので、
道端で、知り合いにあった場合は、ちゃんと1,5メートルの距離を置いて会話するところが、なんともルールを大事にするドイツ人ぽいところ。
責任を持って節度のある行動をしている限り、
できる範囲で、それぞれが折り合いをつけて、生活を楽しむ工夫をしているみたいです。
② 考えるようになったから
コロナの危機が深刻なので、わたしも自分ごととして捉えていろいろ考え、様々な情報や人の意見を聞くようにしています。
その上で、自分の意思を持って行動をしていくと、周りの情報に惑わされて不安になることが減ったように思います。
③ 今あるものに目を向けるようになったから
こんな事態が起こるなんて、1ヶ月前のわたしはまさか想像もしていませんでした。
それまで、このままだといけない、自分を変えたいと思う苦しい日が続いていたけれど、
今は、ただできることをするしかない、とリラックスして考えられるようになりました。
人の話を真剣に聞いたり、本を読んだり、教えてもらったことを素直に実行してみたり、
なぜか、ずっと頑固に持っていた守りの盾を下ろして少し行動を変えるだけで、すごく身軽になれるような気がしています。
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よくDHLなどの荷物を預かってくれるコピーショップのおじさんは、隣人、お家にいる高齢者に声をかけたり電話したりして、励ましています。
わたしにもマウンテンバイクを貸してくれ、近くに素晴らしい森林の道があることを教えてくれました。
それと交換にわたしはヨガやストレッチを教えて、お互い楽しく健康に気を配っています。
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小さなことでも、できることがあると気づくと、心は軽くなるなーと思います。
今日も平和で、素敵な1日を。
あなたはあなたらしく、わたしはわたしらしく。