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良いエネルギーは伝染するー壮絶ないじめから脱した方法。

長女は今9歳なのですが、

彼女と同じ歳の頃は

生きてきた中で
一番苦しかった時期でした。

その中でも

小学校の時、

女子の間で流行った

いじめブーム

鮮明に記憶に残っています。

ーーー

私が通った学校は小規模でクラスは2つ。
何も30人に満たないクラスで
学年は60人弱。

まず、

クラスの中で1人がターゲットとなり、
クラス全員から無視される

1ヶ月くらいしたら、
次の人、その次の人。

となる。

いじめの火付け役がいて、
その子には誰も逆らえない状況でした。

もちろん、

私にも順番が回ってきました。

授業中は先生の目があるので、
みんな良い子を演じ、

休み時間や、給食、登下校は

完全に1人

昨日まで普通に話していて
遊んでいたのに、

急にシカトされ、
陰口を叩かれる

なんと理不尽な行為。

当時は学校を休むなんて
もっての外という風潮で

親にも言えませんでした。

さらには

家でも良い子を演じていたので、
親に言ったら、なんて言われるか
恐怖だったのです。

「もう、自分でなんとかするしかない。」

そう思って行動を始めました。

ーーー

初めは自分の番が来ると恐怖で
言われた通りしてみたものの、

すごく嫌で嫌で。

別に私はその子のことが嫌いな訳でも
恨んでいる訳でもないのに、

なぜ話してはいけないのだ?

嫌な気持ちから
その火付け役の子に対する
怒りに変わり、

すぐに離脱。

すると、今度は離脱に対して
猛反発する火付け役。

でも、

その私がした行動を見て、

火付け役を取り囲んでいた子たちも

「あ、離脱してもいいのね。」

と、次々と離脱。

そして、

最後は火付け役の子、1人になりました。

私の行動が後押しして、

みんな心の底に抱えていた違和感から脱した

瞬間でした。

ーーー

その後、

その火付け役の親御さんが

「うちの子がいじめにあっている!」

と、学校に電話がきて

事態が明らかに。

親だけが集められ、
話し合いが行われたのですが、

火付け役の親御さんが
怒りをあらわにすると

逆に

周りの親から責め立てられ、

唖然としていたと

後に母が教えてくれました。

火付け役の親御さんは、
娘がいじめの火付け役だったことは
全く知らなかったのです。

その子は3人姉妹の真ん中。

家の中で自分に注目が
浴びなかったことに対して

悲しくて、学校でいじめをして
発散していたのでした。

この後、

クラス全体で和解して

卒業まで、いじめが再発することなく
仲良く楽しく過ごしました。

ーーー

渦中にいる時、

深ーい海の中で
上に上がれず
もがいている

そんな感覚がありました。

でも、

一筋の光を見つけ、

それを頼りにすがる思いで
必死に泳いだら
たくさんの魚たちが
泳いでいる海にたどり着きました。

そして、その流れに身を任せて
深海で彷徨っていた魚たちが
次々と光の先へ。

自分の心に従って
勇気を出して動けば

良いエネルギーに変わり、
解決策が見つかるのだ

と学んだ大切な出来事です。

Mayumi🦩

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