見出し画像

人生で大事なことは、家族全員を巻き込んで絶対に成功させる!

私は、結婚をする前にユダヤ教に改宗をしました。

子供達に一つアイデンティティを持てるように婚約をする前に決めたことです。 

うちの子供たちはユダヤ系アメリカ人・日本人として育ってきており、それぞれの大切な行事は欠かさず行ってきました。 

ユダヤ人として生まれて生涯で大事なことの一つにバットミツバ(Bat Mitzvah)という大人になる儀式があります。 

家の一番下の娘が13歳になり、先週末にセレモニーをしました。正式には女の子は12歳、男の子は13歳でこの儀式をします。娘の誕生日は1日違いだったのでこの日になったわけですが。

香港に居た時には3歳からユダヤ系のインター校に通い、アメリカに移住をしてきてからは日曜学校で3時間半ヘブライ語とユダヤ人としての教育を受けてきました。 

1年前からはこのバットミツバのためにヘブライ語の先生につきセレモニーでユダヤ教の聖典が読めるよう、意味を伝えられるように練習をしてきました。 毎週欠かさずです。

3人兄妹の一番下でたった一人の女の子でとても甘えん坊で気が強く育ってきましたが、当日は本当にびっくりするほど1時間半の休息の日の礼拝を執り行い、聖典も立派に読み上げました。 

その中で両親からのメッセージもあるのですが、


私が伝えたことを忘れないようにここに書きます。英語からの和訳なので逆に少しかしこまっていますが。

「愛する娘、シェイナ。
あなたが私たちの家族に生まれてきてくれたことに心から感謝しています。

13 年前、私は 3 人目の子供を妊娠していることを知りました。あなたは私たちに本当に嬉しく驚きのニュースでした。

お兄ちゃんたちの時は、生まれる前に性別を知りたかったのですが、シェイナのときは知りたくありませんでした。

手術室で、医者がマイケル・ジャクソンの曲「ヒューマン・ネイチャー」を大音量で流し、赤ちゃんが女の子だと知ったとき、とても嬉しくて驚きました。私たちは女の子の名前をまったく考えていませんでしたので、あなたには数日間名前がありませんでした。

あなたの叔母のバリが調べて、シェイナという名前を提案してくれました。イディッシュ語(東ヨーロッパで使われていたユダヤ人の中で話されていた言語)で「美しい」という意味です。私たちは、素晴らしい名前だと思ってすぐに同意しました。 「美しい花」(姿映菜)という意味の日本語の漢字も気に入りました。これは日本のおじいちゃんとおばさんが作ったものです。

あなたは小さい頃からとても活発で、いろいろなことに興味を持っていました。そして、私たちを本当に緊張させるような驚くべきことをよくやっていました。今朝は観客の前でそのことを話すつもりはないので、心配しないでください。

あなたが5歳になったとき、私たちは香港からアメリカに引越してきました。

私は、香港では働きづめでしたが、こちらに移ってきてからは、学校が3時間で終わるシェイナと一緒に、長い一日を過ごし、フルタイムで家族の世話をし始めました。私たちは一緒にたくさんのことをしましたね。

私たちはよくこのゲームをしていました。あなたが、「私のこと好き?」と聞いてきて、私は「いいえ」と答えました。するとあなたは少し悲しそうな声で「どうして?」とまた答えたので、私は「だって、私はあなたを大大大大好きだから」といつも答えていましたね。

あなたはとても好奇心旺盛で、いろいろ試してみるのが大好きです。実験、おいしいTik Tokのレシピ、スライム。たくさん。たくさん。とても好奇心旺盛な子です。

あなたは今も変わっていません。朝寝坊せず、朝早く起き、まつ毛と髪はいつもカールしていて、学校に行き、放課後はただ何かをしたいと思っています。今でも、Tik TokやInstagramで新しい素材を手に入れると、ほぼ必ず試してみます。よく「なぜこれを作ったり、これをやりたいの?」と聞くと、あなたはいつも「やりたいから」と答えます。彼女の返事には…私は何も言い返せません。

彼女は特に料理が得意で、特にイタリア料理が得意です。ほぼ毎晩、私が夕食を作るときにスーシェフとして手伝ってくれます。そのおかげで、彼女は皿洗いから解放されます。私もすべて日本語で話しますが、彼女は英語と日本語の両方の食材を本当によく知っています。

あなたが私たちの家族に生まれてくれたことに心から感謝しています。
そしてどうか、私たちはこれからも母と娘としてたくさんのことを経験し続けるだろうということを知っておいてください。

あなたはバットミツバのために一生懸命練習してきました。ここまで来られたことを誇りに思います。

何度も言いますが、私はあなたをとても愛しています。」

ユダヤ人としての人生の区切り、この時点でティーンの娘にメッセージを送ることが出来て本当に感謝です。 

式では大泣きで、ゲスト120人、特にママたちはもらい泣きでした。 


夜のパーティーのテーマはピンク

夜のパーティーも120人のゲストが来て、食べるは、飲むは、DJを呼んでのダンスから夜通しあって、娘のユダヤ教の大人になる儀式は無事に100点満点で終了したのでした。 


お兄ちゃんからのメッセージ

私たち家族は、昔から家族全員が家族のイベントのためにフルで力を注いでイベントやパーティーを成功させるためにやってきています。誕生日パーティーだってフル稼働です。妹のためにお兄ちゃんたちがメッセージを送ったり、昔は劇をやったりする姿が今でも懐かしいです。 今回も妹のためにお兄ちゃんたちは心に触れるメッセージを送ったりしていました。

次の日には、自宅で50人を呼んで、バットミツバでカリフォルニア以外からも義理の両親や親戚たちが東からも多く集まったついでに、家の旦那さん

旦那さんのサプライズパーティー

50歳のサプライズバースデーも大成功させました!

人生で大事なことは絶対に100%やるということです! 子供たちに家族として大事なことを教える、家族として欠かさないことを子供たちに伝える、家族として代々継承していくことはとても大切なことだと思っています。 



この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?