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社会の片隅に生きたい


2日後にまた社会に戻る。
そういう選択をしたのは紛れもなく自分である。
自分の意思だ。あと一年後、まだいい、ではなく、
2日後に戻る決意をしたのは自分の気持ち。

なのに、やっぱり嫌になる。
嫌になるのは分かりきっていたが、やっぱり嫌になる。職業訓練に通っているだけで嫌になっていたのに仕事してないのに、通勤するだけでまるで戦場に行くような気分で毎日起きて何とか足を動かして何ともない普通の人間に見るようにしていたあの頃を思い出すと、、、
これからの方が生き地獄なんじゃないかと思えてきた。職業訓練の頃はゴールがあった。乗り切ればいずれ離れる時が来るから。
今度はそうもいかない。
一度、人生のレールから途中棄権してまだ一度目だったから何とか策はあった。2年弱だけど死んだように生きて働いていたあの頃の自分がお金という面で支えてくれた。
けれど、、次また同じことがあったら?
同じように逃げ出したくなって、毎日が生き地獄のような気持ちでゴールも見えなくて、ただ感情のない人形みたいに同じこと繰り返すだけになったら?
もう言葉に言い表せないほどの黒くて汚くて恐ろしい考えが毎日巡る、その波に呑まれないように何とか必死に何かにしがみついている。
最近は意味もなく、暴食を繰り返しては胃もたれ、吐き気と闘い、胃薬飲めば大丈夫精神で同じことを繰り返してしまう始末。
やばい、このままじゃまた同じだ。
前職を辞めてからは少し痩せることが出来たので、もう2度とあの頃の体には戻りたくないと食べる量も激減したのに、やっぱり足りなかったのか1ヶ月前からまた増え始めてもうどうにでもなれと半ばやけくそで食べまくってしまう最悪な状況。
刻一刻と迫る、社会に戻らないといけない日。
また同じことが起こるのではないか。
また怖くなって逃げ出したくなるのではないか。
そんな自分を生きてるのがまたどうしようもなく嫌になるのか。
考えても考えても同じこと。
考えても考えても怖い。
社会の端っこで生きていたいだけなんだ。
誰も知らなくて良い、触れなくて済むような場所で。


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