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「光」についてシリーズで書かせてもらっている。

「光」を浴びることの重要性を
認識していただくきっかけになったらいい。

過度な紫外線対策によって
光を浴びる=悪
というイメージから少し脱却してもらいたい。

前回は主に 日光
太陽光について書いた。

今回は「赤い光」

「赤い光」という言葉を聞いて
ピンと来る方と来ない方
わかれるだろう。

日常、生活の中で
「火」を扱う機会があるか、ないか。

残念ながら現代人は生活の上で
「火」を見る機会を極度に失ってしまった。

料理やお湯を沸かし
秋、冬には暖になる。
家族が集い、交流や会話を弾ませたり
おいしくお酒をいただく。

「火」ならぬ赤い光の魅力を知っている
現代人は少なくなってしまった。

ただ、近来はキャンプブーム
とりわけキャンプの醍醐味として
「焚き火」を愛する人が増えてきたように思う。

あるいは生活の中にあえて火を取り入れたいと
薪ストーブを導入したり
ペレットストーブを導入する。
そんな暮らしを選択する方も増えてきた。

ということで前書きが長くなったが
赤い光 赤外線の効果について。

昔から「炭焼き職人には長寿で健康な人が多い」
と言われてきたが
その理由には炭焼きの現場から放射されている
熱や光によるものではないかと
考えられている。

赤く燃える炭など、高温になった物体から主に
放射されて、人に熱さを感じさせる本体
(エネルギー運搬体)は赤外線である。

遠赤外線の生理的効果

・皮膚の創傷治癒を促進する。
これは、私の創傷治癒体験だが、
薪割りのときにまぶたを損傷したが
翌日には赤みがとれていた。
皮膚のアトピーによるただれの修復にも
効果があるようだ。

・がん細胞の遊走および血管新生を阻害する。
がんにおける効果はこれからの予防医学にとっては
最先端となることに違いない。

・体温上昇によってマクロファージの活動を活発にする。
マクロファージとは異物、細菌、感染した細胞などを
貪食する細胞である。つまり赤外線効果により免疫力の
向上につながる。

・熱ショックタンパク質の誘導
組織が加温されることで
HSP(ヒートショックプロテイン)と呼ばれる
熱ショックタンパク質が誘導される。
細胞内にたまった不要なたんぱく質を処理したり
のタンパク質の正常化を促す役割である。

近赤外線の生理的効果

・血液を温めやすい

・体の深部まで到達しやすい

ざっくりと説明させていただいたが
このような「赤い光」を浴びることが
今後の医療にとっては
可能性に満ちたことには間違いない。

薪を割ることで汗をかく。
この「仕事」がまたいいのだ。

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