ミトコンドリア

わたしの夫は、わたしがPCやスマホを触っていると機嫌が悪くなります。
昨日も、帰宅した夫がPCを触っているわたしを見て「何してるん?」と聞くので、いつもなら『パソコン。』と答えるけれど、昨日は『遊んでる。』と答えたら「ええなぁー。」と笑っていた。

*     *     *

わたしは「ファミリーヒストリー」というテレビ番組が好きだ。
芸能人の先祖の歴史、生き様を紹介する番組だ。

みなさんは、どこまでご自身の先祖をご存知ですか?

わたしは夫と結婚する際に、自分の宗派を調べる必要があり、戸籍謄本や除籍謄本を取り寄せて、4代前(高祖父母)までは謄本に記載があるので知っています。(先祖の墓を探すのに取り寄せました。)

今回、お風呂掃除をしているときにふと、『あぁー、わたしのミトコンドリアのルーツを追ってみようかな。』と思った。

おもしろいのが、人の生殖細胞におけるミトコンドリアのDNA伝達の仕方です。生殖細胞の核の場合、父親の精子と母親の卵子のDNAは半分ずつくっつき、子のDNAになります。ところがミトコンドリアの場合、精子のミトコンドリアのDNAは子に伝わらず、母親の卵子の中のミトコンドリアDNAだけが子に継承(けいしょう)されます。ミトコンドリアのDNAは母系(ぼけい)にしか引き継がれないのです。
人の母方の先祖をどんどんたどっていくと、理論的には一人の女性に行き着くことになります。この女性のことをミトコンドリア・イブと呼んでいます。極論(きょくろん)すれば、「人類は皆、兄弟」とも考えられるのです。

画像1

わたしがまだ20歳にもなっていない頃、会社の飲み会があって、先輩が「帰り送ってあげるから」というので2~3軒について行ったとき、カウンターだけのお店におじさんと先輩とわたしという変な組み合わせの3人で座っていて、酔いつぶれたおじさんが「ミトコンドリアはなぁ~、すごいんやぞ!」とミトコンドリアの話を1時間以上聞かされた思い出のあるミトコンドリアです。

その後、「送ってあげるから」と言っていた先輩は「狼」に変身し、十三のホテル街で「ちょっとだけ休んでいこう、何もせえへんから。」とお決まりの誘われ方をして、わたしはウブなフリ?をして『外泊したら母に叱られるので困ります。』とかなんとか言ってタクシーで帰ってきたことはどうでもいいとして、そうそのミトコンドリアです。

ミトコンドリアのルーツを探るには、わたし→母→祖母→曽祖母→高祖母・・・と母方の先祖をたどっていく必要があります。

わたしの祖母は「大阪市北区」で生まれましたが、曽祖母は「兵庫県多紀郡味間村」で生まれました。現在の丹波篠山市です。
※多紀郡味間村→丹南町→篠山市→丹波篠山市

勝手なこじつけかもしれませんが、わたし「丹波篠山」ってなんか好きなんです。今回、このルーツを調べるにあたり「丹波篠山」というキーワードが出てきたときにぞわっとしました。

ネットで調べると、丹波篠山市味間北には、高祖母と同じ苗字の方がたくさんいらっしゃるようなので、遠い親戚の方々なんだろうと思います。

この疫病が落ち着いたら、丹波篠山市へミトコンドリアのルーツを辿って散策してみたいと思います。

なぜ、わたしが丹波篠山市が好きかというと、田舎の雰囲気はもちろんなんですが、その雰囲気や古い古民家を活かしたレストランがあるんです。

また行った時は、noteでご紹介したいと思います。


いただいたサポートは、癒しの珈琲代に使わせていただきます♡