マーキングはしません！

こんにちは。
皆さん、いかがお過ごしでしょうか。

今朝は朝4時から愛犬が「お散歩へ行きたい」もしくは「トイレに行きたい」と泣き出しまして、パジャマの上にシャカシャカ（ナイロン）の上着を着て、薄暗い中お散歩へ行ってきました。

髪の毛もどうにか手櫛で整えたものの、鳥の巣みたいになってました。

でもね、朝４時はほとんど人は歩いていません。

大急ぎで大小を済ませ、そのままお散歩気分の愛犬を言い聞かし、とりあえず家に帰って来て二度寝しました。

7時半に再度起きて、朝ご飯を作って食べてから、夫と一緒に例の公園（愛犬が最近気に入っている公園）に行ってきました。

愛犬は、女子（ジョシバ）なのですが、ある時からマーキングをするようになりました。基本はかがんでするんですが、時折バランスが悪いのか、片足を少し浮かせてマーキングをします。

マーキングは男子（オス）だけだと思っていたのに、女子（メス）でもそういう子がいるんだぐらいに思っていました。

で、最近、尿に血が混ざっていることがあって、でも本人はすごく元気だし、毎日遠くの公園へ行きたい行きたいって言うし、なんだろう・・って思った時に、そういえば、避妊手術をする前は春と秋にはヒート（発情期）が来て、こんな感じだったわと思い、尿が赤いというより、尿に赤い血が落ちてにじむって感じだったので、もしかしてヒート？手術したのに？って調べたら、稀に手術で細胞を取り切れてなくて再発？再開？する子もいるとの記述を見かけた。

で、本人はいたって健康だし、しばらく様子を見ていたんですが、アレルギーのお薬もなくなったので病院へ行って、その事を伝えました。
すると、先生が一言。

メスは、マーキングはしません！
それは、頻尿です。
膀胱炎からくる頻尿です！

えっ！？
いや、でも、手あたり次第臭いを嗅いでは、それを的にしてオシッコをかけるし、もう出ていないのに絞り出すような感じで何回も・・。

だから、それは頻尿です。
マーキングはしません！

先生曰く、膀胱炎になって、脳が、もう膀胱に尿が無いのに”オシッコヲダセ！”と命令をするから、何回もオシッコするんだそう。

えぇー、これまで７年も一緒にいて、しかも避妊手術する前のヒートの時とか、顕著にマーキング行動を取っていたけど、それらが全て膀胱炎からくる頻尿だったの？？

で、治療方法について聞いてみました。

膀胱炎ということは、抗生物質とか飲ませるんですか？

抗生物質は飲みません！
そんなの出す医者が今いたら時代遅れです。
抗生物質は、腸内フローラを一気にダメにしてしまう薬です。
抗生物質は飲んだらダメです！

今飲んでいるアレルギー用の痒み止めと一緒に飲んでも大丈夫な鎮痛剤を５日分だしてくれました。

先生によると、陰部のところに皮膚が垂れ下がっている？ような子は、その皮膚のたるみのところに菌が溜まりやすく、膀胱炎になりやすいらしく、それが原因だって分かった子は、そこを消毒することで再発しなくなったそうです。

で、わたしがまた馬鹿だから、「消毒って、アルコールかなんかで？」と言うと、

アルコールなんて絶対ダメです！
皮膚が荒れてしまうし、濃度によってはアナフィラキシーを発症するリスクだってあるんです！
絶対アルコールはだめです！

と怒られてしまいました。
うちにそんな消毒液もアルコールも一切ないし、やるつもりもないんだけど、なんか頭の中に消毒＝アルコールみたいなイメージがあったから、疑問として聞いただけなんだけど、かなり怒られた。

で、うちの愛犬の場合も、皮膚がたるんでいるタイプの子だったけど、今のところ何もしなくてよくて、

絶対余計なことはしないでください！

と念を押されたので、何もしていません。はい。

なので、先生曰く、頻尿ということなんですが、見ているとどうもヒートの時と同じで、朝早くからお散歩へ行きたいと言ったり、オシッコの回数が増えたり・・・これで腰を振りだしたら絶対ヒートですけどね。

で、薬以外の対処法を聞いてみました。

お水を飲むことです。

人間なら、意識してお水を飲むことはできますが、犬の場合、飲めと言っても飲まないじゃないですか？その場合はどうしたら？

缶詰です。
あれはほとんどが水分です。
食べ物は、すべて分解されれば最終的に水になります。
だから一番手っ取り早いのは缶詰です。

ここまで読んで、お気づきの方もいらっしゃるかと思いますが、この先生、結構変わった先生で、クセが強めなんですよね。
わたしは嫌いじゃないけど。

とりあえず、食事の水分量を増やして、オシッコを多く出して、寝る前には膀胱を空にして寝るのがいいらしい。

＊　＊　＊

大阪の人気のある動物病院は、待合室が人と犬で溢れかえるほど混んでいるんですが、今回のこの病院、予約制なんですが、いつもそこそこ空いているんですよね。

たぶん、合う合わないがあるのかなと。
でも、悪い先生ではない（はず）ので、もうしばらく通ってみようと思います。