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お姫様にしてくれる人と少年おじさん

この前、夢の国へ行ってきた。
1日目は海の方、
その日はシェラトンに泊まり
2日目はお城の方


確か最後に行ったのは…おそらく4年前

当時は海外のお客さんが溢れかえり
平日でもレストランもアトラクションも
人でごった返していた。

お土産屋さんも満員電車のようで
タオル1枚買うのも一苦労した事を思い出す。

色々な国の言葉が飛び交い…ここはどこの国?
と思うほど夢の国は多国籍化していた。

あれから状況が変わり
夢の国にも行かなくなり

今でも入場制限がかかっている現在の
夢の国は
とても過ごしやすくなっていた。


人気の最新アトラクションも
プレミアムパスを使い即入場

他のアトラクションも
待っても20、30分程度

人気のショーや花火も中止されている為
静かな海だったけど


私はこんな雰囲気が程よく好きだ。

そして私は喫煙者と言うこともあり
喫煙室へ向かうと
喫煙室前にキャストさんが門番のように睨みをきかせてはいないけど…笑

喫煙室から1人でたら
1人入る誘導をしていた。

中へ入ると

床に距離を取り四角いテープが貼られ
その枠内で喫煙すると言うシステムになっていた。


そして


一緒に行ったYさんは
いつでもどんな時でも優しかった。

私の荷物を持ち
外から室内へ入る時はそっと
日傘を預かり畳む。
私が自分でやるから大丈夫と言っても俺の役割だから!と
奪い取る。


お土産屋さんにも一緒に寄り添い
お会計時、そのお土産を私の手から
やはり全て奪い取り会計へ向かう。

水分補給やトイレも
マメに気にかけてくれて…

とても大事にしてくれている事は身に沁みた。


それでもふと…トイレに入った時、
アトラクションに並んでる時
タバコを吸ってる時

のぶ
何してるかな?
オープンで忙しいかな?
ちゃんとご飯食べてるのかな?と思い浮かんでくる。


いつも
私の頭の中にはのぶが居座っている。

思えば


のぶはいつも10歩位、私の先を歩き

荷物も持たない

自分の赴くままに歩いて行くから
時々、見失いそうになる。


一日、一食、食べたいものは
好きなだけ中高生の様に
気持ちよく食べる

2人だけで過ごす時間も
可愛いとか好きだよとか愛してるよとか
そんな甘い褒め言葉は
一度足りとも聞いた事も無い。



気が利くね。
感性だね。
凄いよ。
エロいね。
それいい!
とAV監督の様な褒め言葉しか聞いた事がない。



なんでこんな子供みたいな
おじさんに惹かれて居るのか…


自分でも笑ってしまう。。。






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