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【エッセイ】ざるうどん

突然ですが、私の一番好きな麺類はそうめんです。
タイトルは一度置いといて、なんでそうめんが好きなのかというと細くて食べやすいし具材とか要らないから楽っていうのもあるんですが、一番のポイントは【汁につける】という部分でございます。

この、汁に一度つける行為が好きなのでそうめんが一番好きなんですよね。
だからつけ麺とか好きですし、それこそタイトルにも書いてある通りざるうどんが好きなのでございます。
つける行為で満足しちゃうので、正直そっから口の中に入れてよく噛んで味わうみたいなフェーズはもうどうでもいいんです。

なんで急にそんな文章書き始めたかと言いますと、仕事終わりに夜飯でざるうどんを食べているときにふと思ったことがあって。
つけて食べる系の飯って、なんか満足感えぐいんですよね。

なんか大した量食べてないのに、満たされた気分になるんですよね。
同じ量の"うどん"と"ざるうどん"を用意したとき、ざるうどんの方が食べた後の満足感がでかいんじゃないかと思いまして。
ラーメンとつけ麺も、つけ麺食べた後の満足感の方が自分の中で大きい気がして、ラーメン屋に行ってもつけ麺を頼むことが多いんですよ。

あれはなぜかって考えた時、やっぱり最初に書いた【汁をつける行為】が肝になっているんじゃないかと思ったんですよ。
自分の裁量ですくってつけて食べるまでのフェーズにちょっとした楽しさと言いますか、脳内でセロトニンみたいなのが出てるんじゃないかみたいなことをふと考えました。

そんなつけて食べる系の飯の中で満足感のコスパがいいのがざるうどんと今日気づいたんです。
一番好きなのがそうめんなら、幸福度的にもそうめんの方がコスパいいんじゃないの?
と思う方が出てくると思うんですが、そうめんは【夏】っていうプラス要素があることによって1人前の最大値を叩きだせるんです。

どれとくらべて"ざるうどん"は、年中無休で1人前の満足感がえぐいんですよ。
いやいや、一人前の満足感で言うならつけ麺が一番いいだろ。
なんて思う人がいるかもしれませんが、つけ麺は何が嫌かって後片付けが少しめんどいんですよ。
どろどろのスープなので洗うのが少し面倒くさいのと、麵とスープがセットで売っているから、買うときに少し値段が張っちゃうんですよね。

それに比べてうどんは安くて、家にあるめんつゆだけで食える上に汁がさらさらしてるから後片付けも楽。
ひとり暮らしを始めたフリーターの味方です。愛しているよざるうどん。

最近お金の使い方がだらしなくなってきて、ふと"ざるうどん"のコスパの良さに気づいたフリーターの話でした。


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