悩み多き駆け出しコーチ達に伝えたいこと
「悩んでいるなんて、もったいない！ あなたは絶対にクライアントに貢献できる」
これは選ばれないと悩む駆け出しコーチたちに伝えたい、私からのメッセージです。
めまぐるしく変化するコーチ業界。
コーチング・ファーム時代の先輩達の話によると。ほんの十数年ちょっと前までコーチと名乗れば、「え、高知県の会社ですか？」「バッグのブランドですよね」なんて返されることも多くあったそうです。
それが今では、コーチングの認知度も学習者も増加の一途を辿っています。
一方で、スタートでつまずいてしまう駆け出しコーチも増えている。
私も、コーチとして独立後しばらくは売れずにお金もなく、とても苦しい思いをしました。クライアントから選ばれないことで、社会から必要とされないような気持ちすら感じていました。
でも、その頃はすでにACCも持っていたから変なプライドもあって人に頼ることができなかった。
・・・となると、ますます選ばれる方法なんて見つからないですよね。
でも、だからこそ伝えたいのが、冒頭のメッセージなのです。
コーチ業界に対する憂い
駆け出しコーチたちの悩みの一因は、コーチ業界にあると思います。あなたのせいではないんです。
コーチングスクール入学前、こんな言葉を目にしたことはありませんか？
「コーチは稼げる！」
「コーチは独立できる！」
「コーチは副業できる！」
こうした強い謳い文句に惹かれて、入学した方も少なくないと思います。
でも、実際にスクールで学べるのはコーチングであり、稼ぎ方や働き方ではありません。
・・・当然ですよね。
コーチングスクールの講師は稼ぎ方や働き方が専門ではない。そして、その学びに対して単位を与え、コーチ資格を発行することはできないでしょう。
卒業後、思い描いていた働き方が実現できず、ギャップに苦しんだ方も多いのではないでしょうか。
クライアントに貢献できない
↓
「私なんて・・・」と自信を失う
↓
クライアントから選ばれるためには、経験を積むか、単価を下げるかしかないと考える
↓
もしくは、小手先のビジネステクニックで何とかしようとする
こんなスパイラルの最中にいる駆け出しコーチと出会うたび、悲しい気持ちになります。過去の自分自身を見ているようだから。
コーチングにこだわるあまり、すっかり忘れてしまっていませんか？
あなた自身のキャリアや経験、人間性や魅力といった「あなたらしさ」を。
「自分らしく」という言葉をクライアントに使いながら、自らが自分らしさを失っているコーチは多いと思います。
クライアントが自分らしく活躍するのを支えるには、まず誰よりも私達コーチ自身が自分らしさを花開かせる必要があるのです。
「コーチング×あなたらしさ」を活かして
コーチングは、ビジネスパーソンの前進を支えるのに有効なメソッドです。
でも、資格や経験だけで選べばれる時代ではもうないと思います。
「コーチング×あなたらしさ」
これを掛け合わせることで、絶対にもっとクライアントに貢献できるようになります。これが、最速で「唯一無二」の存在になれるたったひとつの方法です。
そのことに気づくことで、悩みから解放され、生き生きと輝くメンティーを何人も見てきました。私自身もそうです。
とはいえ、これまで最優先していたコーチングのルールからいったん離れ、自分自身に目を向けることは簡単ではないですよね。
コーチングを学ぶのにお金も時間もかけてきたわけだから、忠実にやらなければと思ってしまう気持ちもよくわかります。
頑張ってきたからこそ、離れるのが怖い。私も同じでした。
けれど、あなたにとって大切なのは、コーチングルールを守ること？
違いますよね。何よりも大切なのは、目の前にいるクライアントです。
コーチングの学びをすべて捨てるわけではありません。
自分のリソースを掛け合わせて、アレンジすればいい！
あなたらしく、大切なクライアントに貢献できたときの喜び、想像できますか？
そこには素晴らしい世界が広がっています。
あなたがその世界を目にする未来を、心から願っています！
＼最後まで読んでいただき、ありがとうございます！／
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