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MMPと私の1年間とメンターコーチからメンターへ!

10月からスタートしたプロコーチ向けメンタープログラム、MMPの1期が修了を迎えました🎓

この4人なら大丈夫。


6ヶ月間のプログラムを走り終えての私の気持ちはこんな感じ。やり切った達成感と安堵感に包まれています。

▼見て!この清々しい表情☺️

「大丈夫」と言う言葉にはちょっと含みがあります。残念ながら「もう完璧!何も恐れるものはない!」という意味ではない。コーチとしてクライアントの前に立ち続ける限り、これからもたくさん悩んで、自分の無力感を感じることもあります。それでも、この4人にはメンターである私がいて、仲間がいて、MMPの先輩や後輩がいて、クライアントがいて、きっとその関わりの中で人に支えられ、そしてまた誰かを支えていけると思うのです。

▼この時から別人のように成長しました✨

この半年間で、大きく変わったのは4人から発せられる言葉。「◯◯ができない、自信がない」と言っていた4人が「クライアントが」「クライアントのために」とクライアントのことを本気で考えるようになりました。

そうすると、自分に向ける問いが変わり、出会う人も少しずつ変わっていく。

MMPの修了はきっと、「始まりの終わり」
これからも続いていくコーチとして生きる道の礎となっていく時間だと思うのです。

メンターコーチからメンターへ!

MMPを1年主宰してきて、コーチ育成に関わる上での自分の責任を強く感じるようになりました。

コーチ業界では、「メンターコーチ」という言葉が広く使われています。メンターコーチとは、コーチングの品質向上の責任を負う人。PCCマーカーを使ってセッションのフィードバックをしたり、実際に困っているシチュエーションを取り上げてメンティーの相談に乗ったりする人です。

MMPの正式名称は、 MAYUKO MENTOR PROGRAM for COACH。
この名前をつけた時、私は自分のことを「メンターコーチ」だと思っていました。

でも、この密度でMMP生と関わり、クライアントに貢献できるコーチを育てようと思った時、セッションの品質向上だけに責任を負うのはあまりにも限定的だと思うようになった。私がMMP生にどう関わり、どう振る舞うかは、単に私と受講生の間だけでなく、その先のクライアントにも影響していく。さらにそのクライアントの先にいるメンバーや組織にもその影響は伝わっていくのです。

そう思うと、私は「メンターコーチ」ではいられなくなった!
メンターコーチではなく、メンターとしてもっと本気で人と関わろうと思うようになりました。メンターとは「指導者」や「相談者」と訳される心の拠り所となるような存在のこと。
「メンターです」を名乗るのは恐れ多いけれど、そんな風にMMP生達を支え続ける存在でありたいと思っています。

そのためには、私が信じたことや正しいと思うことを伝え、私自身が誰よりもそれを体現し続けること。それこそが、セッションという限られた時間を支える関係性ではなく、コーチとしてのあり方や生き方にも影響が広がっていく責任のように感じています。名ばかり、口ばかりメンターには存在価値なんてないと思うのです!

私がこんな風に考えるようになったのは、コーチとして人と関わることの可能性とその影響力を感じるようになったから。

だから私はコーチ達にめっちゃ厳しい!私が「これくらいなら・・・」とコーチを甘やかしてしまった時に、その先で悲しむクライアントがうまれてしまうかもしれない。それはコーチを育てる上での私の責任だと思っていますし、それを引き起こさないために誰よりも自分に厳しい。

1年間のMMP生達との関わりが、私がメンターコーチからメンターへ成長し、生きていく覚悟を決めさせてくれたのだとも思います。

6ヶ月間のプログラムの終わりに、素晴らしいMMP1期の仲間達に感謝を込めて💐

▼MMP生達の素晴らしい変化はこちらから✨


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