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「〜ねばならない」は何のため? コーチの思い込み3選

「コーチたるもの、こうあらねばならない」

コーチの方々と話していると、とてもよく聞く言葉。
あなたも心当たりがありませんか?

私から見れば、「~ねばならない」のほとんどは思い込み。
縛られていたら、もったいない!

あなたの本当の価値は、「~ねばならない」を捨てた瞬間から輝きだすのです。

そんな思いから、私がとりわけよく耳にする「~ねばならない」をご紹介!
あなたも当てはまるものがないか、ぜひチェックしてみてください。


思い込み1: “コーチらしく”あらねばならない

駆け出しコーチ時代、私自身がこの思い込みに囚われていました。

当時、クライアントよりも、圧倒的にビジネス経験が少ないことにコンプレックスを感じていた私。

それまで、教員や翻訳・通訳の仕事をしてきたのですが、いずれも「ビジネス」とは別物のように思っていたのです。ボロが出ないよう、経験豊富なコーチのように振る舞い、表面だけを取り繕っていました。

そんなコーチが、活躍できると思いますか?

当然、深い話なんてできるわけもなく、セッションを受けた方からも、「聞いてもらえてスッキリした」としか言われない。
こんな感じでいいんだっけ・・・と、違和感ばかりを抱えていました。

それが今では、“よそいきの顔”を完全に脱ぎ捨てた私。
クライアントやメンティーコーチたちとこまめに連絡を取り合い、フランクな関係を築いています。
相手から、「いいんですか⁉」と、驚かれることもしばしば。

でも実際「フランクな関係はダメ」なんて、誰かに言われたことはありません。

コーチはサービス業であり、それを担うのは普通の人間。

コーチを聖職者のように崇めているのは、コーチ自身だけなのです。


思い込み2:コーチングをせねばならない

「セッションがどうしても、カウンセリング(他、コンサルティングやティーチングなど)っぽくなってしまいます」

コーチング以外のメソッドを学んだことがあるコーチから多いご相談。

・・・これ、何が問題なのでしょうか?🤔
カウンセリングも必要なタイミングなら、どんどんすべきですよね。

「コーチング以外のことは、絶対せずに純粋なコーチングだけをしてください!」なんて言うクライアントに出会ったことありますか?
多くのクライアントは、方法はコーチングでもカウンセリングでもコンサルティングでも何でもいいから、とにかく前進させてほしいと願っているはず。

コーチングにこだわっているのは、コーチ自身だけなのです。

ひとりよがりな思い込みで、あなたの持っているリソースを“宝の持ち腐れ”にするのはもったいない!

コーチングは数あるメソッドの一つとして、中心にあるものにすぎません。

クライアントに貢献するために必要ならば、あなたの持つリソースをフル活用していきましょう!


思い込み3:学びに忠実であらねばならない

スクールで学んだことを、忠実に再現していく。
そう心がけているコーチは少なくないでしょう。

確かに「守破離」の「守」はとても大切。
これなしに「破」や「離」をしたところで、ただの「基礎のない人」になってしまいます。型破りなコーチとして突き進むのは、針に糸を通すみたいに心許ない。

とはいえ、ずっと「守」にこだわり続けていても、クライアントからは選ばれないと思います。

なぜなら、スクールの学びを忠実に再現するだけなら、AさんもBさんもCさんも同じだから。最終的には、優秀なAIに仕事を奪われてしまうのではないでしょうか。

コーチが売るのは、スクールで学んだ「コーチングセッション」だけじゃない。私が扱っているのも、自らのリソースを総動員した「中井茉由子のセッション」です。これは、クライアントの成果にコミットするためなら何でもしますよ、という覚悟の表れなのです。

だからこそ、クライアントは「私」を選んでくれる。

あなたのクライアントは、あなたに何を望んでいますか?
クライアントに直接聞いてみてください。

「~ねばならない」より大切なのは、クライアントの声。

そこには、場数を踏んだコーチすら知らない真実が潜んでいるはず。
直接聞いてみることで、想像以上のものが得られるかもしれませんよ!


\最後まで読んでいただき、ありがとうございます!/


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