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がらにもなく親父への愛を語る。

ときどき親父が死ぬ夢をみては、泣いて目が覚めたり、「どうしよう…」という気持ちになってそわそわ落ち着かない早朝を経験した。
こどもの頃から、なんなら30代後半にも。

40代の今、もうそんな気持ちにはならなくなったことに気づいた。
もう心構えは出来ているということ。
伝えたいことは大体伝えてきたということ。
何度となくぶつかっても、わかり合えない部分があるのは仕方ない。人間だからね。

うちは特殊な家族で。
母はいない。いるけど居ない。
親父と私で母役をこなしてきたように思う。
つまり、わたしにとっては父が居なければ生きて来られなかった。


今年はばーちゃんが死に、
親父も先ほど入院したと連絡が来た。
まあ、なるようになる。
生きたい強い意志のある人や、まだやるべきことがある人は生きるし、そうでないひとはそれなり。
私は、すべてを受けとめるのみ。

私の「その時」は、潔く美しくすべてを天にゆだねて逝くと決めているのだ。

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