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生きづらさはインナーチャイルドが原因!?


私は父とのいい思い出があまりありません。

ずっと一緒に暮らしてはいたけど、よくわからない人。

仕事を理由にいつも家に居なかったし、子育てには一才関わっていません。

私に何が起きているのかも知らない。
知ろうとしない。

いつもひとりだけ外を向いています。

経済的に困ったことはないので、そこには感謝していますが、大人になった今も、父と何を話したらいいのかわかりません。

父は自分と向き合うことも、家族と向き合うこともしてきませんでした。

ある時、父に対するインナーチャイルドを癒していたら、怒りの感情が溢れてきました。

父に当時の気持ちを伝えたら、
今更言われても困る。
あの時はそうするしかなかった。
お前がなつかなかったから、そっちから離れていった。

そう言われました。

子供が反抗期や思春期で、話もしてくれないという世のお父さん方に言いたいです。
ご自身に何か思い当たるところはありませんか?
本当に反抗期や思春期が原因ですか?
しっかりお子さんと向き合ってきましたか?
子供達はちゃんと親を見ています。

何もないのに、子供の方から離れていくことがあるんだろうか?
何で原因が自分にあるとは思わないんだろう。
いつも人のせいにして、言い訳ばかり。
まさか子供のせいにするとは...

怒りを通り越して、悔しく、悲しかった。
私が辛い思いをしていたのに、頑張っていたのに、何も見てもらえていなかった。
私のことなんてどうでもよかったんだ。

私が1番辛く、大変だったのは中学生の時。
3年間で3つの中学校に通いました。

中学の3年間ってあっという間です。
娘を見ていても思います。

自分でも本当によくやったと思いますが、父は知りませんでした。

「中学3つも行ったか?そんなに行ってないだろう」
そう言われました。

父にとったらその程度のことだった。

知らなかったというか、興味がなかったんだと思います。


私は、当時の自分を可哀想だと思っていました。

可哀想だと思っているということは、その部分が癒されていない。

私のインナーチャイルドのひとつでした。

そこを癒すと、気持ちが軽く、思考がガラッと変わるのを感じました。

インナーチャイルドは、少なからず誰もが持っていると思います。
もちろん、父に対するインナーチャイルドはこれだけではありません。
もっともっとありました。
人として親として最低だなと思うようなこと。
ここには書けないこともあります。

ネガティブな気持ちは思い出したくないし、感じたくない。
なかった事にしているだけ。

私もなかった事にしていたんです。
仕方なかったんだ。
もう終わった事だから、今はもう気にしてない。

そう自分に言い聞かせていました。

でもそれだと前に進めません。

子供の頃の私はずっと泣いています。
心の奥底でずっと癒されるのを待っています。

救えるのは自分だけ。
自分が気付いて、救い出してあげるしかないんです。

辛かったよね。
よく頑張ったね。

一緒に泣いて、自分で優しい声をかけてあげます。

気付いて貰えると、インナーチャイルドのネガティブな気持ちが解放されていきます。

インナーチャイルドなんて、別に癒す必要ないんじゃないか?
昔のことなんて、今更どうなるの?
何も困ってない。

そう思われる方もいると思います。

子供の頃に押し殺してしまった感情。
必要以上に我慢したこと。
思考癖だったり、こうしちゃいけない、こうあるべきといった刷り込み。

そういった固定概念が自分の中に作られ、大人になっても、親になっても、その固定概念から外れたことが出来無くなる場合があります。

常に孤独感を抱いたり、無価値観、喪失感、不安感、劣等感など...

私の場合は自己犠牲が強かったです。

大人になった時、精神疾患を発症しやすくなるとも言われています。

私自身、パニック障害を経験しています。



あなたの意見は通らない。
我慢しなさい。

そう親に言われてきたこともあります。

そう育てられたことで、自分の意見が言えなくなってしまいます。
自分の意見なんか通らない。

どれだけ我慢したらいいの?
ずっとずっと我慢してきたよ。

私が早くに結婚して家を出たのも、そういった居心地の悪さも関係していたと思います。




父もインナーチャイルドを根深く持っていると思います。
本人は何も困ってないと思っても、パートナーや子供に影響をきたしています。
それにも父はまだ気付いていません。
俺のせいじゃない。
聞く耳を持たず、向き合おうとしません。

父はお金さえ稼いでいれば、家族が幸せだろうという思い込みがあって、子供に対する接し方も知りません。

父を庇うわけではないですが、決して悪気があるわけではないんです。

この思い込みは、父が育った環境で培った刷り込みです。 

余裕がある家庭ではなかったと思います。
だからお金があることが幸せと思っていた。
お金をある程度稼いで家族を養っていれば、自分は外で何をしても許される。
自分が親に遊んでもらったことがないから、子供にどう接したらいいか分からない。

もちろん、孫の扱いだって分かりません。
お小遣いをあげることで繋ぎ止める。

子供達にお小遣いを貰えるのは有り難いし、感謝もしています。
でも、お金でしか愛情表現が出来ない。

本当は父も自分を癒す必要があります。


地の時代を生きていた大人達。
古い固定概念が手放せないでいる人がたくさんいます。

それは仕方がないことです。
そんな時代でした。

でも、時代のせいにして、自分と向き合うことから逃げていてはいけない。

自分がしてきた事を認めて、そこから変わればいいんです。

小さい頃は内気で人見知りだった私ですが、転校を繰り返す事で凄く逞しくなったのも事実です。
今の私は、どんな環境でだってやっていけます。
たくさんの地で過ごし、たくさんの人達に出会い、支えられて今があります。

その事には本当に感謝しています。
そんな経験が出来たのも、今の私があるのも父のおかげです。

インナーチャイルドが癒されると、父への怒りが感謝へと変わります。

たくさんの学びの機会をありがとう。
気付きをありがとう。

これを父が聞いたら、調子に乗ると思います。
俺のおかげだ!感謝しろ。
そう言う姿が目に浮かびます。

父はそんな人です。
親だからといって期待はしない。
変に期待すると、裏切られた時に悲しくなります。
精神的に未熟な親はたくさんいます。
自分が大人になればいいんです。

人は試練の数だけ魂を成長させることが出来ます。

今世、精神性を高める必要がある魂には、たくさんの試練が降りかかります。

親のせいにしたり、育った環境のせいにしたり、何かのせいにしたくもなります。
してもいいんです。
でも、いつまでも続けてはいけない。
そのままでは何も変わりません。

どんな感情も感じ尽くし、いつまでも抱えていないで、早く手放してしまいましょう。

少しずつ生きやすくなりますよ。

最後まで読んでいただきありがとうございます。


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