桜のような散り際でありたい。
noteはじめまーす、という記事を書いてから3記事でしばらく止まってた。典型的な3日坊主具合(笑)。まあ、書きたいことがポッと浮かんだら書く、それくらいの方がプレッシャーがなくていい。
タイトルはなんとなーく最近、職場を去ってく人を見て、去り際ってほんと大事だなあと。
人は去り際に本性が出るってよく言うけど、本当にそう思う。
それは職場を退職する時とか、恋人と別れる時とか、誰かが亡くなる時とか、人と出会い別れることを繰り返す人生の中で直面するどのシーンにおいても。
全てのしがらみが無くなる瞬間に、どんなことを思い、どんな行動を取るのかにその人の人格が現れる。
こと離職に関して言えば、最後までみんなに惜しまれて辞めていく人は、そのあとはもう自分には関係ないのに、それでも自分の仕事の責任を最後まで全うして、後を濁さず辞めていく。一方で、辞めるからと引き継ぎもちゃんとしなかったり、愚痴を言って辞めていったり、はたまた突然ドロンする人もいる。
もちろんそれぞれに個人的な理由があったりもするのだろうけど、それでも短い人生の中で出会って、時をともにした人たちには感謝で終わらせたいし、違う道を選択したのだとしても、その後にまたどこかで繋がっていける関係性がステキだ。
桜のシーズンは出会いと別れの季節。
よくピーク・エンドの法則(物事のピークとエンドが全体的な印象を決定づけるという心理学的な現象のこと)って聞いたりすることがあるけど、桜のシーズンが終わった後、思い出すのは満開の綺麗な姿と、儚く美しく散っていく去り際。
また来年もここで桜を見たいなと、毎年惜しまれて散っていく桜のような別れをしたいと常々思っている。
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