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「あなたのままでいい」「あなたのままがいい」〜それは成長・成熟をしなくて良いという意味ではない

私たちは時折、他人と自分を比較してしまうことがあります。特に、周りの期待や他人の成功を目の当たりにすると、自分も同じようにしなければならないと感じることがあります。しかし、他人のようになろうとすることが、必ずしも成長や成熟を意味するわけではありません。

成長とは、自分自身を知り、その素材を生かことでそれが周りをも幸せにすることだと私は定義します。
私たち一人ひとりが持つ個性や才能、感情は他の誰とも違うユニークなものです。なので、それを無視して他人のようになろうとすることは、成長にブレーキをかけることに他なりません。

成熟とは、私が学んでいる「7つの習慣」では以下のように定義されています。

成熟とは、勇気と思いやりのバランスがとれること

スティーブン・R・コヴィーの「7つの習慣」

勇気とは自分の信念や価値観に基づいて行動する力、率直さを指します。
思いやりとは他者の感情やニーズ、立場を理解し、共感する能力です。

「勇気と思いやりのバランス」は、真の成熟を達成するための重要な要素です。このバランスを保つことで、ひととひととの間に深いつながりを築くことができます。

私は、無意識レベルでずっと自分が嫌いでした。
そのままの自分では人や社会と繋がれないという思い込みの中で生きてきて、紆余曲折を繰り返した結果、ある日ふと霧が晴れたように
「わたしははわたしでいい」
「わたしのままがいい」

という、揺るぎようのない事実にすこんとハマりました。
言葉を知っているというレベルではない、その空間にぴたっと一致が取れたのです。そこから、自分自身を真の意味で、受け入れられ、愛おしくなりました。それと同時に、ひとを愛する容量と幅が増え、愛おしい人たちをますます愛おしく感じるようになりました。
愛おしい人たちがどんどん増えていきました

自分自身を知り、その素材を生かしたうえで、人との関わりをこの地球で生きることこそが、本当の成長と成熟だと私は思います。他の人のような紛い物の人生を歩まず、自分自身と向き合い、自分の中にある種を見出し、育てることが大切です。

この地球に、共に生きていることを嬉しく思います
ご覧くださった皆さまの1日が豊かでありますようにお祈り申し上げます


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