夫を手放す！？③ お金を出すのは損！

前回までのお話はこちら

#離婚
を経て、わたしは
「与えることができること」
＝「受け取ってもらえること」

の素晴らしさを身に染みて実感していたので
ヒデちゃんをサポートできて嬉しいなという気持ちも
本当だった。

「ヒデちゃんが大変な時は
まゆがサポートしよう！」

そんな風に数ヶ月が経ち、
鬱を経て、ヒデちゃんは元気になり
仕事もバリバリやっていると、友人伝いに聞いていた。
（別居生活だったので、細かいことは聞いてなかった）

表現活動も、とても活発そうだ。

「あれ？今、元気そうだなあ。よかったよかった。」

「今月は、家賃払えるのかなあ？きっと払えるよねえ、働いてそうだし。」

その週はお互い忙しくあまり連絡をとっていなかった。

そしてきた、家賃の支払日。

ヒデちゃんからは、何も連絡がなかった。

そこで、まゆの中でモヤモヤが沸き起こる。

「もう、家賃はまゆが2人分払うのが普通なの？
ヒデちゃんからは
今までごめんね！今月は自分が払うよ！とか
今月も払ってくれてありがとう！とか
何もなし？シカト？？
連絡もなし？？
ありえないんだけど」

「そんなの、全然
平等じゃない！
対等じゃない！！
そんな関係いやだ！！！」

「あんなに大変な思いをして
離婚しから再婚まで辿り着いて
まゆを信じるって言ってくれたのに。
お互いを信頼できる関係だと思ってたのに。

私って、まだ、ヒデちゃんから信頼されてないんだ。
数万円のお金のことですら、相談してくれないんだ。
無視されたみたいで悲しい。
なんでいつも自分から相談してくれないの？
私がずっと、大丈夫？ってお世話しないといけないの？」

ずっと、そうだった。いつもいつも。
ヒデちゃんは、いつも勝手にピンチになって勝手にうつで死んで私には何もシェアしてくれない。（と思い込む私の気持ちが出てくる）被害者モード。裏切られた気分。怒り。悲しみ。

私は悲しくなって
ヒデちゃんにラインした。

既読スルー。

（このまゆのラインにより、ヒデちゃんは糸がプツンと切れて激鬱状態になって生死をさまよっていた）

私の悲しみは怒りに変わっていた。
「何で無視すんの！？イライライライラ」

そして、音信不通のまま数日が経ち
私はついに一緒に住む友人にお願いして
引きこもるヒデちゃんの部屋に強行突破した。

テレビ電話を繋いでもらう。

真っ暗な部屋に電話越しに問いかける。

まゆ「ヒデちゃん。話したいんだけど、会話できる？（イラ）」

ひで「・・・」

まゆ「何か言いたいことある？（イライラ）」

ひで「・・・（とてもか細い声で）もう、全部やめたい。」

まゆ「は？全部って何が？（イライライラ）」

ひで「全部って、全部。」

まゆ「は〜！？
全部って、何だよ！！じゃあ、やめればいいじゃん！！！！怒怒怒」

ひで「わあああああああああ」

電話が切れる。


（ヒデちゃん、ただでさえ鬱状態なのにまゆの衝撃波にやられて死亡）

自分でもよくわからないけど、
この時まゆは激おこぷんぷん丸（懐かしいw）だった。

勝手にピンチになって
勝手に大丈夫なふりして
勝手に辛くなって
勝手に死んで
勝手に鬱になって
勝手にしろや！！！

お金がないのは自業自得だろ！！！
つーかお前はそんなに弱くないだろ！！！
ふざけんじゃねえ！！！

感情大洪水

「こんな夫婦、全然いや！！！
全然対等じゃないし、
全然楽しくないし、
私ばっかお金出して損してるじゃん！！！！！」

え？今、なんて？

「私ばっかり、お金出して損してる！！！」

もう一度！！

「お金出すのは損！！！」


　
ヒデちゃんを追い詰めて
追い詰めて追い詰めて！怖
出てきたこれが、私の執着でした。
　

まだ全然続くわ！！

今日まで募集中！