妊婦と花粉症

妊娠が発覚してから地味に恐れていたのが、毎年やってくる勝ち目のない戦いについて。そう、花粉症の季節。毎年三月〜四月のあいだお薬と蜜月関係にあるのに、今年はその関係を断ち切らねばならないとなると、果たして生きていけるのか、もう不安で不安で仕方がなかったのです。

調べてみると、妊娠したことで免疫力が低下し例年よりも悪化する人と、なぜか例年よりマシな人に分かれているよう。「さて、私はいったいどちらに属するのだろう」とドギマギしていたのですが、幸い後者でした!

とはいえ、まったく症状が出なかったのかというとそういうわけでもなく、目はしぱしぱするし、鼻水は垂れてくるし、くしゃみも出るしでばっちり症状は出ていました。ただ、例年に比べるとほとんど無いに等しいほどに軽い症状で、このままだと薬も必要ないほど。おなかの子に「ありがとう!」と感謝しておりました。

ところが、鼻呼吸がままならず、くしゃみを連発する日が二日ほど続いたことがありまして。たしか、二日でティッシュ一箱使った気がする・・・。くしゃみをしたり鼻をかんだりすると、どうしてもおなかに力が入ってしまうため、「これって赤ちゃんによくないのでは?!」とか「くしゃみの勢いでなんか出てきたらどうしよう」と相変わらずの心配性発動。いてもたってもいられなくなり、またもやグーグル先生に問うてみたり。検索ワードは「妊娠 花粉症 破水」。冷静に考えると(いや、どう考えたって)大丈夫なのですが、日常生活が危ぶまれるほどの辛さに、明日にでも病院に行って、妊娠中でも問題ないお薬を処方してもらおうかと考えていたところ翌日にはすっかり落ち着き、その後、症状がひどくなることもないまま花粉症の季節は過ぎ去ってくれました。

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