【嫌いな人がいなくなる方法】
こんにちは
マユです。
今日のテーマは
【嫌いな人がいなくなる方法】
です。
昨年の12月の2日間
ブレイクスルーエクスペリエンスという
人生が大きく変容する体験型セミナーで
合計25時間にも及ぶ座学とワークをする
という体験をしてきました。
ものすごく濃い内容でした!
このワークはどんなことをするかというと、
自分の中にある
最も嫌いだと感じる人を対象に
ひたすらあらゆる質問から
向き合うというものです。
通常は一対一のセッションなのですが、
今回はセッションというよりも
仲間と一緒に、それぞれが自分で
その方法を習得することがメインだったので
正直キツかったです。。。
(自分自身と向き合うのは
一番難しいらしいです)
ですが、
ファシリテーターの方の助けもあり
自分の忘れ去られていた記憶や
感情と向き合えて、
これまで気がつかなかった視点で
物事を見ることができて
私の中では、
そういうことだったの!!!?
っていうまさに
オセロがひっくり返る体験を
することができました。
今日は私自身の体験をシェアして
あなた自身にも何か気づきや発見を
お届けできればと思います。
自分の中の嫌いな人発見!!
まず、このワークをするにあたり
私の中にある嫌いだと感じる人を
見つけなくてはいけませんでした。
理由の一つは、
嫌いだと感じる人に対する思いの分だけ
自分に対してネガティブな感情を
持っているからです
気がついていないだけで、
自分のことも許せていなかったり
罪悪感を持っていたりするんです。
つまり、嫌いな人を消すためには
そんな自分自身を受容していく必要があります。
ですが正直、
父や母、夫や元上司など
自分の中でネガティブな感情を感じる人は
これまでたくさん向き合ってきたためか、
それほど感情が沸き起こるものが
なかったんですね。
そんな私でしたが、
唯一結婚してから20年以上
苦しんできたものが
夫の長時間労働
でした。
じつは、
私は夫と職場恋愛でした。
なので、
夫の仕事のことも
よく分かっているつもりでした。
だからこそ、
違法すぎる労働時間や
サービス残業に対して
すごく怒りや憤りを
感じてきました。
子どもが小さい頃は、
休みもまったく合わないため
今のうちに転職してほしい
と何度も訴えるなどしてきていました。
だけど
「分かった」
そう返事をしては
何も行動を起こしてくれませんでした。
いま思えば、
家族を養うんだという
強い責任感を持って、昇格するために
頑張っていたんだと思います。
だけど、
そんな夫の気持ちを考える余裕もなくて
そのことで何度も八つ当たりもしたし、
ただ一緒に住んでるだけ
だったら別れた方が
不満も持たずに済んでラクになれる…
と考え、何度も別れたいという
気持ちを持ちながら過ごしていました。
そんな夫とのことは
あらゆるできごとが起きて
そのたびにたくさん向き合ってきたおかげで
仲はすごくよくなったんです。
(私自身も成長できました)
もちろんアドラー心理学の
課題の分離も学んで
夫がどこで働くのかは夫の課題
そんなふうに気持ちを切り替えるものの、
やっぱりどこか、そこを解決できれば…
という部分を捨てられずにいました。
なので、これまでは友人やコーチ、
カウンセラーの方に
『夫がブラック企業に勤めているため
すれ違い生活が続いている。
できれば転職してもらいたい…』
と相談させてもらったことが
ありました。
だけど、その件に関しては
夫の課題だから私にできることって
何もなくて
私にできることは
自分の課題として仕事をがんばるとか
休みをどうにか合わせて取るとか
そのことで得ているメリットはなんだろう…
と考えるぐらいしかできなかったんです。
モヤモヤはあるし困ってるけど
自分でもどうしようもないことだと
誰にも言えなかったり、
悩みの根本に気づけずに
その苦しさを抱えてしまうことって
あると思います。
ワークを直前に控えたある日、
これってもしかして
夫に嫌いだという感情を抱いてる??
もはや、
自分の感情が分からなくなってるかも…
という気持ちを持っていたとき、
あっっ!!!!
と、自分の中にずっといた
嫌いな人を見つけてしまったんです。
ずっと居続けてくれた人
それは、
今の夫の会社の社長であり
私の元社長でした。
夫の帰りが遅くなったとき、
今週は休みなしだと聞いたとき
夫が疲れた表情を見せたとき
私の中では
無意識に
あの人(社長)が悪い
という感情が動いていました。
労働基準法って何?
何のためにあるの?
昔はそこにすごく怒りを
感じていました。
ですが、このワークでは
抽象的なことは扱いません。
あくまで
対象者にされたこと
(もしくはされなかったこと)で
もっとも嫌だと感じた実際の行動を
見ていきます。
うーん、何だろう…
そう思っていたとき、
忘れ去られた記憶が蘇ってきました。
それは、私が18歳で妊娠をして
夫と2人で社長にそのことを伝えたときの
ことでした。
夫からは
「社長はそういうのは
あまりよく思わない人だから…」
(結婚前に妊娠をすること)
と聞かされていたんですが、
実際に会ったとき
「おめでとう」
という言葉はありませんでした。
「僕はそういうのは本当は反対の立場だ」
「順番というものがある」
というような、
やや説教めいたことを言われたのですが
(24年前ですからね…)
そのとき、やはり
「おめでとう」
と言ってもらえなかったことが
すごく悲しかったことだと
思い出しました。
当時は、自分の気持ちなんて
全然気づかない状態
ずっとそこから社長に対して
嫌な感情を持ち続けていたことを
約24年ぶりに
意識的に気づくことができました。
(直接会わないから気づかなかった…)
だけど夫を介して
ずっとその存在が私の中にいたんです。
実際にワークをしたとき、
私は涙がたくさん出ました。
それは、私の偏った見方だったんだと
実感したからです。
たとえば、
そのワークの中のひとつに
「対象となる人が正反対の行動を示した
瞬間を特定する」
というところがあるんですが、
ちょうど会社を退職して
15年近くたったころ、
私は別の会社で管理職の仕事をしていました。
ケガで休んでいたスタッフの代わりに
お客さま宅を訪問する際に、
その担当エリアのお客さまとして
社長宅がありました。
お届け業務だったので、
直接会わずに済んでいたものの、
ある日、
たまたま社長が外出するタイミングで
玄関から出てこられて、
“うわっ”と思いましたが
私はとっさに挨拶をしました。
すると
「おおー、立派になったなぁ」
と社長が言ってくれたんです。
ちょっとうれしかったものの、
そのあと、夫が遠くの店舗に
異動になる話になったため
私は嫌な気持ちのまま忘れていたんですが、
たしかに正反対の
「頑張りを認める」
のを示してくれた瞬間が
あったことを思い出し、
涙があふれ出ました。
(正反対とは自分にとって
正反対だと感じる特性です)
人生で社長と会ったのなんて
数回しかないのに
偶然起きたようなことも
じつは必然的に起きているのかもしれないと
実感しました。
アドラー心理学でも
同じことを言っていますが
人はそれぞれ自分の解釈によって
物事を見ています
つまり、
物事は人が解釈を加えるまでは
中立。
事実には良いも悪いもないんです。
私の出来事を別の人が体験したときに
何も思わない人もいるように
あの出来事は
私が「良くないこと」だと
ジャッジをしていました。
誰もがそういうことがあったりします。
だけど、人生は自分で変えていけます。
ワークを終えたとき、
今は元社長に対する
ネガティブな感情がなくなり、
むしろ感謝の気持ちが溢れて
涙が止まりませんでした。
心から「ありがとう」と
思えました。
今こうやって書いていても
思い返すと感謝の気持ちで
涙が出てきます。
もしも社長への嫌な感情が
なかったとしたら
こうやってカウンセラーとして
活動をしてなかったかもしれない
こんなに夫婦関係や親子関係への
関心も向かなかったかもしれない
これまで出会ったたくさんの方たちとも
出会えていなかったかもしれないんです。
それ以来、
長時間働く夫へも純粋な感謝の気持ちで
いられるようになりました。
(その後気づいたことですが、
私が夫よりも働かずにいることの
罪悪感や、しんどい思いをさせていることへの
※後悔の気持ちも消えていました)
夫の帰りが遅くても
まったく苦しくなくなったんです。
まさに、社長への認識が変わり
ジャッジがなくなったんだと思います。
ジャッジがないということは
その人本来の力を発揮して
生きることができるということ
このセッションの一番の
ポイントになります。
(嫌な人は、そのことに
気づかせてくれる存在なのです)
この体験を多くの方に届けたい
今はこの気持ちを強く持っています。
私はこちらのセッションを提供できるよう
準備をしていきたいと思っています。
多くの方の心を苦しめるものや
心のつっかえがなくなって
自分らしく生きられる世界にする
これをミッションにしていきます。
アドラー心理学の平和で協力的な
世界も広げていく予定です。
セッションをお届けできる日を
お待ちいただければと思います。
(2月中旬以降の予定)
長文をお読みいただき、
ありがとうございました。
追記 2024年5月
2月に5日間にわたる資格取得のための座学と実践を積み、
現在はファシリテーターとしてこちらのメソッドを提供しています。
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