正しさと正しさのぶつかり合いのゆくえ
タチが悪い衝動は、お互いの正しさのぶつかり合いだと思う。
「よかれ」「こうあるべき」は、ある意味しゃんと立つための背骨のようなもので、これがぶつかるのは、言ってみれば骨と骨のぶつかり合いである。ぶつかり合って骨が折れたら痛いに決まっている。
「なんでもいいじゃん」「こだわりすぎ」そんな声もあるかもしれない。
柳のように風を受け流せたらいいけれど、柳にだって幹はある。水のように形を変えられたらいいけれど、意志を持たずに適当に流れて行き着いた先は選べない。
その覚悟が持てないな