愛とか性とか男とか女とか、そういうのが嫌になる
女じゃなかったらこんな思いしなくて良かったのかな。
と思った嫌な経験が何回かある。こんなチャランポランなわたしでも、わたしの大事な大事な友達にも。
許せない。それ、犯罪だからね?
自分にとって愛と性が不可分なものだと気付いた時、あぁめんどくさい、と思う。
だけど人によっては可分と捉えてる人もいて、
相容れないから相容れなくていいのに、変な情とか優しさとか、まあそれは優しさではないのかもしれないけど、そんなんで向き合ってみようとして、結局意味のない時間だったと気付く。
だけど、自分が好きな人も結局、自分が性的にブッ刺さってる人なんだろうなぁと思うと、
とんでもないやるせなさというか、どうしようもなさ、しょうもなさ、みたいなのに襲われる。
五ノ井里奈さんをご存知だろうか。
わたしの一個上、23歳。
彼女は、東日本大震災の時に助けてくれた女性自衛官に憧れて自衛隊に入隊したそうだ。
でも、約2年で辞めることとなった。
セクハラで。
彼女は晒し者にされ、笑われ、宴の盛り上げ材料くらいのノリで、
体を汚され、夢を諦めることになってしまった。
勿論女性だけではない。最近はジャニーズ事務所も世間を騒がせている。
力が強いから、権力が強いから、逆らったらどうなるか分からないから、
そんな事で体を汚されることは、絶対にあってはならない。
「減るもんじゃない」とかいう表現がよくあるけれど、
残るのだ。
体にも心にも残る。
そんな簡単に綺麗さっぱり無くなるものじゃない。
そういう社会のおかしな構造から、目を背けてはいけない。
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