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vol.30 インド / バラナシに到着

「なるべくその土地のスタイルに
馴染むように旅したいと思っています。
全然違う空間に身を置いたときも
そのスタイルに身を委ねてみる。
そうするとはじめは違ってみえていたものも
ぐっと距離が縮まる気がするんです。」


デリーからバラナシへ

インド旅は移動移動の毎日になるので、ホテルも毎日変わる。
はじめてのインド。情報だけだと実際どんな感じかわからないところもある。もしもあまりにも汚いホテルに毎日当たったらテンション下がる。。それはちょっと嫌だなぁ。。
とりあえず初日と最終日だけ〝ちょっとだけ“ホテルをグレードアップしておいた。

あまり期待はしていなかったけれど、それがちょっとどころかとても豪華で上品なホテル!気分上がるー!!

ここインドなん?インドってちょっとのグレードアップでこんな豪華なん??とまた全ての基準を自己流インドあるあるに合わすわたし。笑 
眠気MAXの中でもテンションが上がった。

次の日の早朝にはもうすぐに出ないと行けないことが惜しいくらい、数時間の滞在はとても心地よかった。


次の日、早速デリーからバラナシにむかうため、またまた空港へ。

国内線でバラナシに向かうまでの空港内には、太陽礼拝のオブジェやヨガルームがあって、それを発見しただけでも新鮮さに心が躍った。



バラナシ到着

バラナシに到着して、デリーの風景も真夜中で真っ暗だったので、はじめてみる日中のインドの風景に圧倒された。
道路にはそこら中に牛がいて、だけどその牛たちは決められた遊牧地にいるような様子でもなく、その場で寝ていたり、野良犬とゴミ山を漁っていたり、歩いていたり。あちこちにいろんな場所に居る。


インドの人に聞いたらその牛たちは野良牛だった。

野良牛???
牛に野良とかいるんや。。

はじめて見る、はじめて知るその光景が衝撃的で写真を撮りまくった。


バラナシの道路はほとんどが運動場のような土でできていた。
そして、交通量が多くなるとそれに比例して、土煙が前が見えないほどに立ち上がっていた。

ローカルっぽい人たちは、なんだか言葉を交わさなくてもわかるような、気軽に交われない何かを感じた。それぞれの宗教が独立しながらも、同じ場所、同じ時を過ごしている。今まで感じたことのない雰囲気だった。

自分の中の習慣や常識が違うと、人はこんなにも自分を纏うものも変わるんだということを早くも体感した感じがした。


これぞカルチャーショック?


サールナートなど観光して陽が暮れる前にガンジス川に祈りの儀式を見学しに行くことに。
ガンジス川までの道のりを進めば進むほど、どんどんと人が増えてくる。
ローカルもツーリストもどんどん集まり始めている。
交通ルールあるの?って思うくらい通行者も車もバイクももう全部がごちゃ混ぜ。
事故を見なかったのが不思議なくらい。
そしてみんな運転がうますぎる。笑


ガンジス川に到着。
あの有名なガンジス川が目の前にある。
本当に来れたんだというような不思議な気分だった。自分の目で見たガンジス川は沐浴場の先は思っていたよりも流れが早くて船から落ちるとあっという間に流されそうな勢いだった。

私たちは日本でのお賽銭のような沐浴場沿いで売られていたお花とキャンドルのセットを購入してガンジス川に流した。


陽が暮れて祈りの儀式がはじまる。


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