日本と英語圏の違い
日本の学校では
「この問題の答えが分かるひと、手をあげて!」
海外では
「自分の考えが言えるひと、手をあげて!」
この違い、分かりますか?
日本人は自分の意見をもつことが苦手と言われています。
これは、日本人は昔から正解やストライクゾーンを言い当てるよう教育されてきたから。
率直な意見や感想よりも、何を言うことが正解か、が重視され求められてきたからです。
また日本人は、世界一スピーチがへたな人種だとも言われています。
スピーチにおいては、
「このスピーカーは何が言いたいのだろう」
「私たちに何を伝えたいのだろう」と
必死に意図をさぐり、理解しようと
聞く側ががんばる傾向にある
しかし英語圏では、
スピーチを理解させるのはスピーカー側の責任であるという考えなので
聞く側の反応を見て話し方を変えたり
Do you understand? と
何度も理解度を確認しながら進めていく光景がよく見られますね。
だから彼らは相手を納得させるために
スピーチの内容に創意工夫をこらし
その場の空気に合わせて話し方を変え
臨機応変に対応する力が身についているのです。
相手の意図を察する日本人の能力は素晴らしいものなので、
この強みを活かしながら、同時に発信する能力もつけていきたいですね★
また、日本では謙遜や遠慮が美徳と思われがちですが
「配慮」と「遠慮」は別ものなので
礼儀や言葉遣いはわきまえながらも
「自分の意見を伝える」
「相手の意見を受け入れる」
これらが当たり前のコミュニケーションになるように
学校で、会社で、浸透させていけたらなぁと思う次第です☻★
この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?