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両国*都立横網町公園

こんにちは、まゆきち⭐︎です。
週末、両国に行く機会があり、そこからの散歩のお話です。
ちょっと神妙な面持ちになるかもしれないお話になります。

両国といえば、両国国技館。お相撲のイメージが強い街ではないですか?
確かにそうです。
国技館の大きな建物。
東京江戸博物館の大きな建物。
すみだ北斎美術館。

東京が江戸と呼ばれていた頃から活気あふれる街だったのだろうと思うのです。

地図を見ていても、勝海舟生誕の地!とか 
吉良邸討ち入りの跡とか…わたしも知っている日本史に出てくる人の名前、事柄があった地…。
すごいところなんですね。

両国第一ホテルの横に大きな公園があったので、行ってみました。公園なんだけど…子どもたちも遊んではいるんだけど…なんとなくちょっと雰囲気が違うことにすぐ気づきました。

公園の中に静かに佇む存在感のある建物がありました。

関東大震災で甚大な被害が出て、被災して命を落とした方々を慰霊するために建てられたお堂。
東京都慰霊堂です。震災の7年後、1930年に完成しています。

関東大震災では火災旋風で多くの命が奪われたといつかのテレビ特集でみた記憶があります。
1923年9月1日11:58に発生した大地震は昼食時間だったこともあって火災が多発したこと、避難したこの地でたくさんの方が火災旋風に遭ったこと。

テレビで見た火災旋風の再現の映像を思い出して脚がすくむ気がしました。

お堂の中は無料で見学できます。

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外からお堂を撮るだけで精一杯なくらい胸がいっぱいでした。

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関東大震災のことが伝わった中国から送られた鐘です。心温まる交流が大正時代にもあったのですね。困った時は国境を越えて被災地への祈りを届ける気持ちはいつの時代も変わらないのですね。

この後、第二次世界大戦の東京大空襲の被災者の方々もここに納骨されたのだという展示をみて、以前に読んだ小説のことを思い出しました。

石田衣良さんといえばIWGPシリーズをはじめ、流暢な言葉でつづられる描写が好きで、新しい本が出ると読んできました。
この本は石田衣良さんの作品の中では異色に感じました。目を背けたくなるような、忘れてしまいたくなるような恐ろしい戦争体験をもとに書かれた小説でした。

本の中では錦糸公園(両国駅の1つ隣の駅が錦糸町)での悲しい出来事が印象的で。

関東大震災、東京大空襲

大惨事を2つ乗り越えて今の東京があるのですね。強い街です、東京強いなと思います。

自然災害は人間の手に負えません。
だからこそ備えておかないといけないんだな、想定しておかなくては、知っておかなくてはいけないんだなと思いました。

そして、戦争は絶対にダメ。

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東京都復興記念館

これも歴史的建造物ですね。

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この怪獣みたいな…これは日本家屋でいうと鬼瓦みたいなものなのでしょうか…。建築や建築物に詳しくないのでわかりませんがとにかく目を引く、気になる建物でした。

想定外の両国散歩になりました…。
でも大事な気づきというか、キラキラの首都東京の悲しい歴史に触れて言葉にならない思いはわたしの中に生まれたと思います。

もう悲しい思いはしてほしくないよ、だから忘れないでね…そんな思いの強い場所でした。

👟

たぶんかなり動揺していたんだと思います。
2つ向こうの清澄白河まで歩いてカフェに入って…完全なるミスチョイスをしてしまいました…。

なんでこれ頼んだかな?

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ミックスプレート

いや、美味しかったですよ?プロシュートもチーズも…オープンサンド風に好きにのせて食べましたよ。めっちゃ美味しいの!間違いなく美味しいけど…

でもね、これは…これに近いものは家でもできそうなのでミスったなと…。

せっかくイキエスプレッソに来たんだからパンケーキにすればよかったかな…カフェラテにしてラテアートしてもらったらよかったな…いやいや、エッグベネディクトだったな…ミスった😅

そんなことを思いながら食べました。動揺がこういうところに現れたようです😅

こんな週末でした。
今週もまたがんばっていきましょう!よろしくお願いします😊

最後まで読んでいただきありがとうございました😊またね〜👋

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