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【旅から取り入れる暮らし】「ふたりが向き合うための部屋」から学ぶ@軽井沢②ゲストルーム編
インテリアコーディネーターの大越まゆです。【旅から取り入れる暮らし】は、解説ではなく、私が旅で出会ったインテリアを通して、暮らしに取り入れられるアイテムをプチ紹介させて頂く記事です。
年末年始、ありがたいことにお仕事が忙しく、執筆が遅くなってしまいました><
今回ご紹介するのは、昨年・一昨年と2年連続で訪れた、前回に引き続き、軽井沢のホテルブレストンコートデザイナーズコテージ②ゲストルーム編 です。(①エントランス編はこちら→ https://note.com/mayu_interior/n/n3fb2018bf744 )
デザイナーズコテージは、ブレストンコートの中でも、個性的なコンセプトを持つ部屋です。コンセプトは【ふたりが向き合うための部屋】。
基本、2人部屋なのですが、私は子連れで訪れています。子連れなのにあえてこの部屋を選んだ理由などは前回の記事を読んでみてください^^
では、ゲストルームを見てみましょう!
シンプルなレイアウトと、空間に映える景色の効果
レイアウトは至ってシンプル。壁面に収納出来るテーブルと、2脚のチェア。ほら穴のような奥まった空間にベッド。ガラスで半分仕切られたバスルーム。最小限のアメニティしか置いていない洗面台に、狭いトイレ。
くつろげる大きくてふかふかなソファは無し。素敵な自然が目の前にあるのにテラスも無し。豪華なアメニティも無し。それはまるで修道院の生活そのもののようで、エントランスからのコンセプトがそのまま室内にも反映されているようでした。
窓は メインの部屋に縦長の大きな窓、バスルームの上の方に小窓、トイレに小窓、ほら穴バスルームに小窓 のみで、外に出られるテラスはなく、窓も少し風を入れる程度に開けられるだけ。
ここでも、異素材ミックスの効果が効いていますね^^ 壁は全面ホワイト、床は石ですが、この一見冷たく感じる空間の中に、型取られた緑とそこから入り込む木漏れ日は、とても温かく感じるのです。
「ふたりが向き合う部屋」の「ふたりが向き合う場所」のつくり方
まず、一般的なホテルの客室から見てみましょう。
上の写真のように、ホテルは基本旅の疲れを癒やす場所であるため、「くつろぐ」ということに重点を置かれ、やわらかい明かりのスタンド照明や、間接照明がよく用いられます。
ところが、ブレストンコートのデザイナーズコテージは、テーブルの上を煌々と照らす直接光が特徴的で、「ふたりが向き合う場所」を見事に作り出していました。
そして、この照明がとても絶妙。ちょうど良くテーブルの上だけを照らすのです。ホテルの部屋の中で、雰囲気の良いバーのような空間が生まれて、自然と話も弾みます。
私たち夫婦は、子どもを寝かしつけたあと、テーブルの照明だけを付けて、軽井沢のハルニレテラスで買ったおいしいワインとお食事を頂きながら、子どものこと、子どもが独立した後のこと、好きな音楽のこと、友人のこと、夢のこと、色々話すことが出来て充実した時間を過ごすことが出来ました。
自宅に作る「二人が向き合う場所」
こんな素敵な時間を過ごすことが出来た、ホテル ブレストンコートのデザイナーズコテージ。自宅に取り入れるとしたら、どのような作り方が出来るでしょうか。
二人が向き合う場所をつくる一番のカギは「照明計画」です。
ただ、ブレストンコートの照明はとても素敵だけれど、ずっとこの明るさですと、日ごろの生活には支障がある場合もありますよね?
そのような時、子どもが宿題をする、家族で団らんをする、仕事をする、、、、様々なシーンに合わせて照明を調節する、「シンクロ調色照明」がお勧めです!
方法① 建築段階から照明計画を考える
ダウンライト・間接照明・ペンダント照明と、部屋の照明全体を計画段階からシンクロ調色を取り入れる方法です。
各照明の明るさや色、組み合わせによって様々な生活のシーンに照明をフィットさせることが出来ます!
【朝食タイム:昼光色】
【学習・ワークタイム 昼光色(中央)、昼白色(周辺)】
【だんらん:温白色(中央)、電球色(周辺)】
【夕食(電球色)】
【くつろぎ(電球色)】
【バータイム(電球色 暗め)】
(引用:Panasonic https://sumai.panasonic.jp/lighting/home/synchro/lighting_image/)
いかがでしょうか?同じお部屋とは思えないくらい、表情が豊かになりますよね^^
方法② 照明器具で手軽に取り入れる
#調光調色 で検索すると、シーリングやスポットライトなどはたくさんの商品がありますが、引っ掛けシーリングに取り付けられるタイプのペンダント照明は意外と少ないのでご紹介します^^
★DAIKO DPN-38514
★DAIKO DPN-41107
ダイニングの上の照明を調光調色にするだけで、簡単に自宅に
「2人が向き合う場所」が作れます!
そして明日への活力を育む
それでは、今回はこのへんで。
お仕事や子育てでなかなかパートナーとじっくり話す時間が無い方も、雰囲気のある照明と美味しいお酒と簡単なおつまみがあれば、不思議と本音を話すことが出来、充実した時間を持つことが出来ます^^
そしてそんな貴重な時間が明日への活力になると思うのです♪
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はじめましての方はぜひこちらをお読みになってください(^^)
大越まゆ@インテリアコーディネーター・2級建築士 https://note.com/mayu_interior
※インテリアコーディネート依頼 承ります^^
Twitter https://twitter.com/mayuokoshi (お問い合わせはDMより)
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