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なぜ子連れ国際アプリ婚活に至ったのか

ー子供の幸せの為の決意と離婚

 結婚10年目のある日、突然元夫に追い出されて実家に戻り、3ヶ月で10キロ痩せるくらい毎日泣いて落ち込んで適応障害の診断がおりた。何故私はこんなに苦しんでいるのか?あまりの突然の出来事に精神を病みながら考え抜いて気づいた事。私の最大の苦しみは、大人の事情で子供から幸せな家庭を奪ってしまった事。それと同時にロックな実母に

“いつまでもこんな事してたって仕方ないでしょう!あいつは変わらないよ。早く離婚して良い人見つけて幸せになんな!”

と毎日檄を飛ばされていた事と相まって私の中で何かが変わった。

物心つく前になんとしてでも子供に幸せな家庭を用意してあげたい。その為に愛し愛される素晴らしい人を見つけなければならない。こんなところで落ち込んでる場合ではない!と即行動を決意。

まだ好き別れたくないと泣き喚いていた私が、翌月には離婚届を片手に行方のわからない元夫を“あのシワシワジジイふざけやがって!ぶっ◯してやる!!”と弁護士を雇って鬼の形相で追いかけ回し、苦労の末離婚に成功。女なんて気が変われば一瞬でこうなるのである。超ハードモード。怒涛のバツイチアラフォー婚活の始まりである。

ー39歳バツイチ子持ち女性の市場価値って?

 手始めに自分の市場価値をリサーチするべく、ここ5年程度で既婚子なし時代の私に好意を持っていた男性たちにさりげなく連絡。予想通り以前の様に手応えがない。更に分析が必要だと、その内の1人に忌憚ない意見を言って貰った。

“あの時は君も35歳で子供もいなかったから片思いしてた。勿論既婚だから何も出来なかったけど。でも今は39で子供がいると結婚はちょっと難しい…”

と袈裟斬りされた。ありがとう!!ではこの意見と他の男性たちの反応から推測するに、私の釣り合う相手は

50代 年収500万くらい
(最近同僚の成績トップのアドバイザーに聞いたら、この見立ては大正解と言われた!ここで既に婚活の才能を発揮していた私凄い😉)

相手収入は構わないとして、一歳の子供がいるので男性が50代だと流石に将来が不安でうーーーん…

女性は若さ第一の日本婚活市場。中年の上にバツイチ子持ちという三重苦のハンデを持った自分は諦めるしかないのかと悲観した。

めっちゃ無理なやつじゃんコレ。。

流石にこれまで数々の無間地獄を経験していた私でもこれまでかと思う程厳しい局面。この頃1番辛かったのは、幸せな家族連れを見る事。今はまだ何もわからないけど、大きくなった時にこの子が寂しい思いをしたりするのかなあ…とばかりぐるぐる考えていた。

ー日本人がダメなら外国人を狙ってみたらいいじゃない

追い討ちをかけるように、友達にも親戚にも「その歳で子連れだと相当再婚は難しいんじゃないか」と真っ向斬りを受ける日々の中、現実から逃げるようにふと思いつき、奇しくもロックな実母にも同時に提案された運命のひらめき。

日本人がダメなら外国人を狙ってみたらいいじゃない 

幸いにも私は1年ほど留学していた事もあり英語が話せる。コミュ力は無駄に高いからもしやイケる?すぐに海外アプリを入れてプロフィールを作成。遊び目的の外国人が多い事はわかっていたし、子供が小さく手が掛かるので、時間のロスに繋がる遊び目的を排除する為に、ブラックホールの中心部分のシュヴァルツシルト面より重い紹介文を書く。

ダメ元で数日放置した後アプリを確認すると、予想外にいいねやメッセージが大量に来ている。メインは欧米系、次にアジア、インドや中東系、たまにアフリカ系。歳は25歳から45歳くらいだけど、25-35歳のレンジが1番多かった。

これは作戦を立てて選別しないとアカン量だわ。。

私は家族をなんとか養える程度の収入はあるので、こんな悪い条件でも結婚してくれて子供を大事にしてくれる人なら収入も国籍も人種も年齢も拘らないと考え、ひたすら人間性重視で婚活を進める方針も決めた。贅沢は言えん。

外国人メインのアプリで珍しく日本人男性(45歳アパレル派遣)が話しかけてきた。良い人なら是非と思い返事したら

「年齢はまだ良いけど、子供いなかったらね〜」

外国人からは一度も言われた事ない事を唯一の日本人にズバッと。昔から斬られやすかったが、婚活決意してから更にハイペースで斬られまくることに慣れ、自らを斬られて39年のベテラン殺陣役者だと思う事にした。

これは厳しい戦いになりそうだ…

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