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食べられないごはんをつくる

最近なんだか調子が悪い。
心臓が苦しくて、うまく息が吸えない。
胸のあたりが痛くて、ぎゅーっと締めつけられる。

理由を自分なりに考えてみた。

まず、体重が増えてしまったこと。
1月半ばは26.7キロだったのに、今は30キロ目前。
数字が怖くて、何ヶ月も前から楽しみにしていた、早めの結婚記念日のディナーもキャンセルした。

娘とゆっくり向き合えない罪悪感が消えないこと。
はやく!と今朝も叱ってしまった。
娘は娘なりに一生懸命お片付けしていたのに。

何も考えない、何もしない時間が全くないこと。
脳が疲弊している。
今日の晩ごはん、明日の昼ごはん、補食づくり、ストックづくり、遠征に向けての冷蔵庫の管理、栄養バランス、食べ合わせ。
保育園の用意、仕事の準備、勉強。
普通のことかもしれないけれど、わたしにとってはキャパオーバーだ。

眠れないこと。
いつからベッドで眠っていないのだろうか。
朝まで眠れたのはいつが最後だろうか。

体力気力を回復させないといけない。
でももうしんどすぎる。

特にごはん作りは終わりがなくてつらい。
毎日毎日献立を考える。買い出しに行く。キッチンに立つ。料理。洗い物。片付け。
体に不調が出た、と言われれば、また献立を考え直す。
何がいけなかったのか、どうすればいいのか。
ノーミスで3食並べなくてはいけない、さすがにこれは大変だ。
寮母さんにでもなったのだろうか?
大学生のとき、言われたことがある。

"飯炊きババァ"

あー、その通りじゃん。と今なら思える。

虚しい気持ちで作ったごはんは、きっとおいしくないのだろう。
摂食障害のせいで味見もできないから分からないけれど、わたしがつくったごはんはどんな味なんだろう。
どんなクオリティのものなんだろう。
わからないことだらけ。

前向きなことばが出てこないなぁ。
こんなnoteを書いて、気持ちをぶつけて。
あぁ、あと20分でお昼ごはんを出す時間だ。
さっき仕事を終えて、夜ごはんを仕込んだところなのに。

時間に置いていかれる、待ってよ、と思う。

料理ってなんのためにするんだっけ
わたしって必要なのかな
栄養士さん、お手伝いさんのほうがいいんじゃないかな

もう無理だ、限界だ、

でも、やらなくちゃ。

がんばれ、わたし。

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