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技術多様化の必要性 ~システムエンジニアとして生き残る為には

コロナ禍の中、既に悪影響が出ている業界、これから徐々に出てくる業界もあるでしょう。
IT業界も同様です。
10年近く前のリーマンショック時とも似ています。

契約終了

「予算がおりない」「採算合わない」などでプロジェクトが終了し、契約終了がどんどん増えてくると思います。
現に技術力がそこそこあるベテランでさえ、仕事がないなど出てきています。経験の浅い物はなおさらです。
実際リーマンショック時はこれで仕事がない技術者があふれかえっていました。

取引先は仲間ではない

今まで懇意にしていた取引先から突然契約打ち切り。
リーマンショック禍ではかなりあったと、社長から耳にタコが出来るくらい言われました笑
相手側からしてもこちらは取引先なので契約中はいい顔するのは至極当然です。
それを一蓮托生の仲間と勘違いしてはいけませんね笑
やばくなったら自社を守るのが優先のことで、相手側を先に守ることはおかしいですから。

多様化して対策

取引先が一つだった場合、そこから契約終了されればその会社は倒産します。
なので取引先を増やして、いくつかそうなっても問題ないようにすれば倒産することはありません。
取引先が払えないことを防ぐため、与信も要チェックと自社の人は言っていました笑

技術者は技術の多様化

一人の技術者としてはこれに近いことが出来ないものでしょうか。
その答えとして、技術者は技術を多様化すればいいのです。
技術が増えれば出来る仕事も増え、契約終了しても途切れることなく次が見つかりやすくなります。

具体的には複数言語を習得することです。
今ならPythonや機械学習など。時代の求める技術を習得すれば仕事がなくなる可能性は少なくなるでしょう。

私は「金融系」「組み込み系」だからそれしかやらない!
というのはNGです笑
このような考え方の人はリーマンショック時で相当苦労したのではないかと思います。
技術一つを極める!という考えで問題なく仕事があり、その後も安泰である人ならばいいのかと思います。
しかしそういう人は限られており、聞こえがいいですが実際はきれいごとである場面が多いです。

さいごに

私は元々組み込み系エンジニアで、その後Javaに転向しました。
私の判断ではなく会社の意向でしたが、拒否することなく柔軟に受け入れました。これが今の仕事に繋がっており、今では機会を貰えたことに感謝しています。

今問題なくても、空いた時間などを利用し少しづつ学習をすすめることをオススメします。

プログラミング言語の学習方法については次の記事に記載しています。
初心者向けと表題にありますが、サイト情報は関係なく使えますので参考にしてみてください。


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