エルム村長

メンタル病んで最長片道きっぷの旅に出た人。遅筆です。1〜2週に1回程度の更新を予定して…

エルム村長

メンタル病んで最長片道きっぷの旅に出た人。遅筆です。1〜2週に1回程度の更新を予定しています。

最近の記事

第0日目-1【メンタル病んだので最長片道きっぷの旅に出ました】

2024年1月24日。購入した最長片道きっぷの有効期間開始の前日である。 これからスタート地点の稚内に向けて出発する。 ↓前回記事はこちら  早朝の新宿駅5番線。6時51分発の成田エクスプレス5号で成田空港へと向かう。  実は筆者が成田エクスプレスを、成田空港へのアクセスという本来の用途で利用するのはこれが初めてだ。  特急料金はJREポイント 720ポイントで支払った。普通に現金で支払うと1,730円(チケットレス割引で1,630円)なのでかなり割安である。  成田

    • メンタル病んだので最長片道きっぷの旅に出ました ~準備編4(補足編)~

      準備編の最後に、筆者が購入した最長片道きっぷの詳細をまとめておきたい。 ↓前回はこちら  過去回で述べた通り、北陸新幹線 金沢〜敦賀間の開業や根室本線 富良野〜新得間の廃止により、現在(2024年4月以降)はこの経路から変化が生じているので古い情報ではあるが、何かの役に立てば幸いである。  筆者の購入した最長片道きっぷの経路は以下の通りである。何度も述べるが、現在のルートとは異なるのでご注意願いたい。 より厳密に言えば、これは以下の条件において最長となる片道きっぷであ

      • メンタル病んだので最長片道きっぷの旅に出ました ~準備編3(手続き・購入編)~

        準備も整い、いよいよ最長片道きっぷの購入手続きを行う。 ……が、少なくとも私にとって、この旅の(実際の旅自体の実行を含む)全行程で最難関だったのがこれである。 ↓前回はこちら  言うまでもないことだろうが、単に「最長片道きっぷをください」と言って購入できる代物ではない。  大雑把ではあるが購入の流れは下記の通りだ。 前回述べた要領で自ら経路表を作成する 作成した経路表を乗車券の発売窓口(みどりの窓口)に持参し、申し込みをする(この際に、受け取り時の連絡先を申し伝える)

        • メンタル病んだので最長片道きっぷの旅に出ました ~準備編2(スケジュール検討編)~

          前回に続き、最長片道きっぷ旅の準備編である。 ※記事構成上の都合により、前回内容の一部を再編集の上で本記事に移動している。もし既にお読みの方がいらっしゃれば、読み飛ばしていただければ幸いである。 ↓前回はこちら 必要日数は? 基本的に乗車券の有効期間はその経路の距離に比例するが、最長片道きっぷの有効期間は、私の旅行時点においては56日間だ。換言すればこれがこの旅の「制限時間」である。  そして過去の達成者の報告を見る限り、要した日数は平均して25日前後だった。しかし、早

        第0日目-1【メンタル病んだので最長片道きっぷの旅に出ました】

        • メンタル病んだので最長片道きっぷの旅に出ました ~準備編4(補足編)~

        • メンタル病んだので最長片道きっぷの旅に出ました ~準備編3(手続き・購入編)~

        • メンタル病んだので最長片道きっぷの旅に出ました ~準備編2(スケジュール検討編)~

          メンタル病んだので最長片道きっぷの旅に出ました 〜準備編1(経路検討編)〜

          実行を決めた最長片道きっぷの旅だが、具体的にどのような準備が必要となるのか。順番に検討していこう。 前回記事はこちら↓ ※本稿執筆時点では2024年4月1日の根室本線 富良野〜新得間の廃止に伴いルートが変化しているが、本稿ではそれ以前、筆者の旅行時点でのルートをベースとして述べていく。  また本稿は、あくまでも筆者が聞きかじった情報をまとめているだけにすぎないので、実際に挑戦される際は複数の情報源を元に十分検討した上で行っていただきたい。  本稿の内容によって生じたいかな

          メンタル病んだので最長片道きっぷの旅に出ました 〜準備編1(経路検討編)〜

          メンタル病んだので最長片道きっぷの旅に出ました 〜序章〜

           増え続ける仕事、それを抱え込んでパニック状態の私、そんな私を見て助けるどころか心無い言葉を投げかける同僚……  そんな日々を繰り返し、とうとう心が折れた。  数日仕事を休んで寝込み、「もう社会復帰はできないのではないか」「生きるのを諦めようか」と絶望する中、ほんの一瞬、こんな考えが頭を過った。 「もしこのまま休職、あるいは退職して暇になったら、最長片道きっぷの旅ができるのでは?」 ※誤解が怖いので予めお断りしておくが、後述する通り、筆者は幾分の体調回復を待ってからこ

          メンタル病んだので最長片道きっぷの旅に出ました 〜序章〜