学校のコロナ対策のために
危険は広がり続いている。最悪を想定し対策を考える。思考停止してはいけない。様々な対策は無駄になってもいい。
今までの考え方、教育を考えなおす時でもある。
① 校内の感染対策 登校日および休校あけ
~学校は教育機関。感染対策も教育の一環。~
・マスク(配布)、手洗い、アルコール消毒、咳エチケットの徹底の徹底
・消毒液を校舎の入り口、各教室・居室の入り口に置き徹底。
・洗面所の液体石鹸、消毒液の徹底。 →誰が?役割の徹底
・マスクが入手できない生徒にはハンカチとともに咳エチケット徹底
→様々な環境の生徒がいる。不安を取り去る。
・一斉換気で換気の徹底 →校内放送で毎正時など
・社会的距離1.8mの徹底
登校日は一クラスを2つの教室に分ける →使用後の換気・消毒
・登下校時間も分散して、交通機関の集中も避ける
・掲示で注意喚起
例:厚生労働省(手洗い・咳エチケット)
https://www.mhlw.go.jp/content/10900000/000593493.pdf
キンコーズ(社会的距離)
② 休校中の生徒の健康管理
・毎朝の検温、味覚臭覚・倦怠感の確認、記録と報告
・異常時の報告・連絡方法の確認 →学校へ電話「いつから、どこから」
・同様に、家族の体調不良時の対応も確認
・精神的なサポート方法 →ここ積極的に!学校HPに学校通信など
・アンケートwebサイトの活用など生徒同士の様子を知るツールの活用検討
googleフォーム
https://www.google.com/intl/ja_jp/forms/about/
mentimetere 英語のみです
③ 学習と学校活動(さらなる休校期間延長を見据えて)
・各家庭のPCおよびweb環境調査
→ 入学式・登校日に配布し準備でいない家庭のみ返答はどうか?
・メール配信の活用 生徒・保護者、クラス別など、できるのか?
→入学式に配布、配信希望していない家庭などの確認
・学校HPの活用
→入学式・登校日にプリント配布し、定期的に確認してもらう
・動画配信の準備 各教科で!
・学年・クラスでの活動をリモートでできるか検討
→自己紹介など web活用も
・zoom、SNSなどの活用できるものの確認
学校公式SNS 活用例:都立高校公式Twitter
https://www.metro.tokyo.lg.jp/tosei/koho/sns/twitter/toritsugakko.html
④ 教職員の感染対策 「うつさない」
対策を教職員が示すという意味でも重要
各地で教職員の感染も広がっている。
感染すると、大規模な消毒と校舎の封鎖、謝罪などとなっている。
・打ち合わせ、会議
社会的距離1.8mを置いて座る。→大会議室や食堂を利用。
発言者は最前列など特定の場所で、アクリル板を置いて行う。
資料配布はできるだけ行わない。校内LAN配信とする。
短時間、換気、扇風機等の利用。
・勤務場所の分散
社会的距離の徹底 →休校中は教室も利用
・体調管理
毎朝の検温、味覚臭覚の異常確認
異常があった時の対応確認 →感染経路、居室への対応
体調不良時の連絡体制の確認および勤務の扱いの確認(年休?)
同様に、教職員の家族の体調不良時の対応も確認
・食事(マスクを外す食事は要注意)
社会的距離以上を必ずとる。換気を行う。 →教室などで食事をとる
距離をとれば、精神的安定面から一緒に食事をとるのはかまわない。
食後の歯磨きは居室では行わず、洗面所で。
・勤務形式の確認
フレックス、特別休暇の特例確認 通勤時の感染可能性の確認
⑤ 休校期間にしておくべきこと
(休校延長対応&今のうちにしておくこと)の整理
長期化も見据え、今後するべきことを整理し時間を有効活用する
ポジティブに!ただし、安全が一番優先
・休校延長対応
(4/20まで、GW前後まで、それ以上と段階をつけて検討しておく)
教育課程、評価評定、時間割、行事、進路計画、生徒会活動
・今のうちにしておくこと(高等学校バージョン)
① 新教育課程
学校GD確認見直しと教科GD最終確認
新教育課程の作成方針・新教育課程の作成
② 高大接続 大きく変わる今年度入試以降の研修
共通テストの傾向と各大学の活用状況など(英語外部検定も)
各大学の入試方式の変化
総合選抜(AO)・学校選抜(指定校含む推薦)
日程・募集方法・募集人数の変更とそれに伴う進路計画の見直し
進路指導の変化(高大接続の意味)
偏差値から個に応じた進路選択へ
③ 新学習指導要領研修
「主体的・対話的で深い学び」の実践に向けて
感染予防の中での実践方法の模索
前向きに、慎重に!