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SO LONG GOODBYE 5.バナナとホナミ

2020年1月10日 京都府立文化芸術会館にて

偽物の花にいくつかカラーのものが混ざっていることに気づく。去年は真っ白だった。50周年だから?

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「仕事」にはWORKとJOBの英訳があるが、今回は主にJOBのほうを扱っているのだと思う。
仕事って意味が広すぎてどこを取り扱うのかこまるな〜なんて話をはじめのほうしていたが、自然と定まってきたように感じる。

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近頃はもっぱら16日のUrBANGUILDでの公演のため形を作っている。
いつか稽古の中で、Strange Fruitの話をした。そのニュアンスも拾って、今、作品を作っている。
私たちは国家における商品である。収穫物としての身体、労働で消費される身体を持って生きている。
それは生きる見込みであり、リミットでもある。それらが消費されきったとき、私たちはどうやって生きることができるだろうか。

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毎度恒例、舞台美術の案出しスケッチ大会もした。実際のところどうなったのかはぜひ本番で。

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あやこさんは昨日から岐阜県の農家の娘のホナミさん(カナザワホナミ30歳)だ。架空のワークで作られた人格だが、すっかり根付いている。
実家は専業農家で、自作だけでなく苗や種を他の農家さんに売ったりもしているらしい。
高校まで地元にいて、大学で名古屋に出てきた。幼児教育科で学び、卒業後は幼稚園の先生になったようだ。幼稚園は5年でやめて大阪に来た。愛知にいた頃は給与の安い割に忙しく、なかなか日々を満喫できていなかったようだが、大阪に来てからは仕事後飲食店に寄ることにはまっているという。彼女は大阪のオープンな土地柄を気に入っているようだ。もうしばらくホナミさんは大阪にいるだろうという気がする。

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今日の河井朗はかわいいマフラーを巻いていた。このあとインタビューの予定があると言っていたのでそのためだろうかと思ったけれど、黙っておいた。

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第41回記念Kyoto 演劇フェスティバル

〈U30支援プログラム〉採択作品
ルサンチカ『SO LONG GOOD BYE』

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「人は一日八時間食べてはいられないし、一日八時間飲んでもいられないし、八時間セックスしつづけもできない。八時間続けられるものといえば、それは仕事だ。それこそが人が自分も他の人すべても、こんなに惨めで不幸にする理由なのだ。」

3CASTS vol.19 参加公演
2020年1月16日(木)
開場18:30 / 開演19:30
UrBANGUILD

【料金】
予約:1,800円+1drink
当日:2,200円+1drink
俳優割引:1,400円+1drink

第41回記念Kyoto 演劇フェスティバル
2020年2月9日(日)
ホール開場15:40 / 開演16:00
京都府立文化芸術会館 ホール

【料金】
一般前売:1,000円(当日1,200円)
高校生以下前売:500円(当日700円)


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