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SO LONG GOODBYE 6.フルーツ

2020年1月14日 京都府立文化芸術会館にて


仕事で3日ほど休みをもらった。休んでいる間に、舞台にフルーツを吊るすことが決まっていた。LINEで実験の様子が送られてくる。
真空パックんという真空パックマシーンを使ってパケージングして吊るすとのこと。なにそれめっちゃおもしろい。

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10時半、時間通り府立文芸に着くも、部屋があいてない。
どうやら河井朗かんちがい、今日は13時からじゃないと使用できないとのこと。急遽カフェでミーティング。ところであやこさんの連絡がない。しばらくしてあやこさんからLINE「ごめんちょー寝坊した」

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あやこさん、どうやら視力が落ちているようだ。この日はしきりにコンタクトを買わなくてはと言っていた。
稽古を始める前、「目が見えないとぼーっとする。できひんかも」とあやこさんが言う。「できるよ」と河井朗。
そうして稽古が始まる。発語をひとつひとつ精査してゆく丁寧でぜいたくな作業。しゃべりながら自分の声、話を聞く。それを対象物に向けてゆく。

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真空パックんは、起動すると遠くの工事現場みたいな、ヘリコプターみたいな、庭の芝刈り機みたいな、なぜだか懐かしい音がする。子供のころに聞いていた音だ。
くだものを、一つ一つパッケージングしてゆく。誰かが何かしらの作業をすれば、こうなる人が生まれる、という河井朗の言葉を思い出す。「こうなる」?

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いったん最後まで完成、あとは微調整かしら。

稽古終え、あやこさんをルドルフの稽古に送ってから朝と同じ場所に戻りしばらくミーティング。
河井朗に日記がつまらないと言われる。稽古内容を書けないので正直に言うとあんまり書くことがないと伝えると、じゃあもう書いていいよ、と言われた。
ということなので昨日のぶんの日記から内容もお伝えしています。これでちょっとはましになるとよいのだが!!!

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第41回記念Kyoto 演劇フェスティバル

〈U30支援プログラム〉採択作品
ルサンチカ『SO LONG GOOD BYE』

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「人は一日八時間食べてはいられないし、一日八時間飲んでもいられないし、八時間セックスしつづけもできない。八時間続けられるものといえば、それは仕事だ。それこそが人が自分も他の人すべても、こんなに惨めで不幸にする理由なのだ。」

3CASTS vol.19 参加公演
2020年1月16日(木)
開場18:30 / 開演19:30
UrBANGUILD

【料金】
予約:1,800円+1drink
当日:2,200円+1drink
俳優割引:1,400円+1drink

第41回記念Kyoto 演劇フェスティバル
2020年2月9日(日)
ホール開場15:40 / 開演16:00
京都府立文化芸術会館 ホール

【料金】
一般前売:1,000円(当日1,200円)
高校生以下前売:500円(当日700円)

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