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SO LONG GOODBYE 7.視界

2020年1月15日 京都府立文化芸術会館にて

これはもちろん自画自賛ですが、画期的なことです。私は今回まだ一回も遅刻をしていない! すごいです。

あす、UrBANGUILDでの公演。アバンギルドって、アバンって略すひととアバギって略すひとがいるな。どっちも音の感じが気色悪い。
美術の確認と、衣装候補を持ち寄って選定する。

そこから美術を仮に設置して稽古。
果物をパッケージングしては吊ってゆく。
実際に吊ってみて稽古するのは今日がはじめてのこと。大切そうに、こわごわと吊ってゆくすがた、いいな。
内容に、少しずつ丁寧に手を加えてゆく。

いつも稽古をはじめる前、部屋に入ると電気をつけてからカーテンを開け放つ。光がホワッと差してくる。
稽古中、演出席から会館の2つの入り口が見える。劇場へ続く入り口ではなく、カフェへ続くほうと、事務所へ続くほう。
見ていると、府立文芸には思っていたよりいろいろな人が出入りしている。
カフェにちょっと顔を出す、みたいな人もいるのだろうか。たまに近所の人? みたいな距離感のひとがカフェの店員さんと喋っているのを聞く。生活がここにもある。
たまに窓を開けて換気すると、冷たい空気が入ってきてすぐ凍える。

稽古半ば、せりふをいくつか加え、もひとつ大きな要素を加えた。吉と出るか凶と出るかって感じだが、私ははじめてそのバージョンを見たとき、視野がぐっと広がったような気がしたな。

あすいよいよUrBANGUILD本番です。どなた様も、よろしくお願いいたします。それではみなさまよい夢を。おやすみなさい!


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第41回記念Kyoto 演劇フェスティバル

〈U30支援プログラム〉採択作品
ルサンチカ『SO LONG GOOD BYE』

「人は一日八時間食べてはいられないし、一日八時間飲んでもいられないし、八時間セックスしつづけもできない。八時間続けられるものといえば、それは仕事だ。それこそが人が自分も他の人すべても、こんなに惨めで不幸にする理由なのだ。」

3CASTS vol.19 参加公演
2020年1月16日(木)
開場18:30 / 開演19:30
UrBANGUILD

【料金】
予約:1,800円+1drink
当日:2,200円+1drink
俳優割引:1,400円+1drink

第41回記念Kyoto 演劇フェスティバル
2020年2月9日(日)
ホール開場15:40 / 開演16:00
京都府立文化芸術会館 ホール

【料金】
一般前売:1,000円(当日1,200円)
高校生以下前売:500円(当日700円)

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