【ボカロになったらいいなと思う曲を自分で作詞しました】〖255〗"乙姫の玉手箱"

タイトル『乙姫の玉手箱』

どうして玉手箱を開けたの？
あれには呪いかけられているのに
そんなに現実が嫌だった？
あとでこっそり迎えに行く予定だったのに
老いぼれてしまったあなた
竜宮城では遅く時間が流れるから
陸に上がると数百年の時が経って
シワシワになった
でも　玉手箱を渡したのか
疑問に思うでしょう
おじいちゃんにさせないためには
玉手箱を渡さないほうが
幸せだと思いますよね
だけど　それでは駄目なのです
玉手箱は記憶を消す装置のようなもの
夢から覚めるもの
老人にさせる事で
竜宮城は遠い昔の話になっていき
記憶がほとんど無くなる
もし渡さなければ
たちまち大騒ぎになるでしょう
経過した時代がもし水中に潜れるものができていたら
竜宮城の居場所がすぐに見つかり
私達の身が危なくなるのです
でも　ウラシマは若いままでいてほしかった
あなたは竜宮城に来た中でも一番良い人
心惹かれた人
だから　老人にならないでほしかったけど
すぐに回収して　また竜宮城で暮らしましょう
私の血でも飲めば　若返るわ

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