【ボカロになったらいいなと思う曲を自分で作詞しました】〖150〗"ウサギは頬をつねった"

タイトル『ウサギは頬をつねった』

ピョンカ　ドドン　ドンドンドン
ピョンカ　ドドン　ドンドンドン

筍たけのこ切っているお爺さん
そこへウサギがやって来て
人参を恵んでくださいと
今にもひもじそうな顔をしていました
お爺さんは仕方無しにお昼ご飯に食べようと思っていた人参をあげました

お気づきだろうか？

ここはピョンピョンピョンピョン
ウサギだけの村
人参は通貨でもあり、食料でもあります
それをあげるという事は命を分け与えること
若いウサギはそんな事も知らずに
のうのうと人参を食べていました

ピョンカ　ドドン　ドンドンドン
ピョンカ　ドドン　ドンドンドン

川で洗濯しているお婆さん
そこへウサギがやってきて
木の葉を一枚くださいなと
急いでいる様子でした
お婆さんは仕方無しに泣けなしの綺麗な葉っぱを一枚渡しました

お気づきだろうか？

ここはコンコンコンコン
狐だけの村
木の葉は通貨でもあり、変身に使うものでもあります
それをあげるという事は人間での稼ぎを奪うということ
若い狐はそんな事も知らずに
ドロドロンと人間に化けて遊びました

ピョンカ　ドドン　ドンドンドン
ピョンカ　ドドン　ドンドンドン
ピョンカ　ドドン　ドンドンドン
ピョンカ　ドドン　ドンドンドン

若いウサギと若い狐が出会い、喧嘩して別れました
その際に人参と葉っぱを取り違えていました
ウサギは葉っぱをかじってまずく感じ
狐は頭に人参を乗っけて失敗し
お互い　分かった
祖父母の気持ち
ちゃんと真面目に生きよう
そう誓って、一生懸命に働いて
ついに結婚しました

そんな初夢でした
あれが夢なのかと
ウサギは頬をつねりました

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